樹木葬に掛かる費用というのは皆様が知りたい項目の1位、2位を争うひとつだと思います。ですが樹木葬地によっては、掛かる費用の項目名が違ったりして、「この費用とこの費用は違うの?」となって不安に思ったりします。
今回は京都にある樹木葬地3か所と本サイトで紹介している樹木葬地の費用を比較してみます。

お墓に掛かる費用

お墓に掛かる費用紹介します。
まず「場所代」です。ご遺骨は「墓地域」と定められた場所にしか埋葬することはできません。これは墓埋法(ぼまいほう)という法律によって定められています。
従来のお墓だったら「墓石代」とそれに伴う「工事費」が掛かります。
最後に管理費や護持費、お布施、入檀料など、場所によっては掛からないこともある費用です。
かなりアバウトな説明ですが、不動産でいうと、土地用意して、家を建てて、オプションがいくつかあるイメージです。※お墓の場合土地は購入ではなく使用する権利となります。
京都の樹木葬の場合
本サイトでご紹介している5ヵ所の樹木葬地からご説明します。
墓所使用料(永代供養料含む)
上記の場所代に相当する費用に33年の永代供養料が含まれます。
納骨料
納骨には専門の業者による作業費が掛かります。
年会費
年2回の合同供養祭やそれに伴う通信費に掛かる費用となります。
石碑彫刻
墓苑の傍に、区画番号とお名前を刻印できる石碑があります。希望者のみの費用となります。

京都市のA墓苑の場合
京都市内の寺院樹木葬地の場合
1区画価格
区画により年数や費用が変わる永代供養料が含まれます。また樹木葬ですが石のプレートが付いた墓碑の費用も含まれているようです。
納骨手数料
墓碑の彫刻料や、お骨を粉骨しなければならないためパウダー費用が追加で掛かります
年間護持費
そのまま墓苑を護持するための費用となります。
宇治市のB墓苑の場合
宇治市内の樹木葬地の場合
〇〇プレート
利用人数による変わる費用形式で、すべて込み込みでの費用となっています。内訳としてプレートに名前を刻み、永代供養、管理費不要となっています。
費用を比べるためにも
同じ京都で、樹木葬と謳ってはいても、費用の項目は三者三様です。言葉は違えど、同じ意味合いだったり、その墓苑独自の項目だったりします。比較検討するためにも、自分なりの定義を作っておくのも良いと思います。
最初に書いたように、場所代(永代使用料)に、永代供養料、納骨料、墓石は作らなければならないかなどです。特に「〇〇に含む」場合は分かりにくかったりしますので、不明な点は遠慮なくお問い合わせ頂ければと思います。
樹木葬の場合、墓石がないイメージですが、従来の石のお墓のように、墓標として石のプレートがあったり、また土に還らずに骨壷のまま納骨する場合もございます。そのため別途費用が発生することもあるので要注意です。