まずは言い訳から。私は理系です。理系でも好きな人はいると思いますが、日本史がすごく苦手です。まず名前が覚えられない、どれも似たように思ってしまい時代背景などもさっぱりです。
せっかく本サイトに来て頂いた方でも、私のように苦手な方だったら、お寺の名前と場所が一致せず混乱しているかもしれません。なので理系の私らしく、それぞれの特徴を出しながら比較してみたいと思います。
まずは大きく分けて3ヵ寺
例えば、東福寺の塔頭寺院である正覚庵の法洲苑に樹木葬があります。永代供養付きで、埋葬されてから33年間お寺が供養し、その後は合祀墓へ移し引き続き供養します。とあります。
はい、ここまでで、もうサッパリです。結構な数の単語に?がつきそうです。それぞれに注釈をつけると
東福寺(臨済宗の大本山のひとつ)の塔頭寺院(本寺を補佐する子院)である正覚庵(寺の名前)の法洲苑(樹木葬地の名前)に樹木葬(お墓の種類)があります。永代供養(埋葬方法のこと)付きで、埋葬されてから33年間お寺が供養し、その後は合祀墓(複数の方の遺骨を一緒に埋葬するお墓)へ移し引き続き供養します。
これでもサッパリわからないという人もいると思います。なのでまずは大雑把に、本サイトで紹介している樹木葬は、大きく3か所に存在するということを覚えてください。
東福寺 建仁寺 大徳寺
です。
5か所じゃないの?
そうです。タイトルでは京都の樹木葬の5ヵ所を比較と書きました。ここで疑問を持つのは良いことです。先ほど大きく分けた内の東福寺内に3か所存在します。他は1か所ずつなので3+1+1=5ヵ所です。
塔頭寺院
「とうず」でも「とうがしら」でもありません。ストレートに「とうあたま」でもありません、「たっちゅう」と読みます。細かい詳細は省略して大きなお寺の中にある小さなお寺のことです。
例えば、東福寺には25ヵ寺の塔頭寺院があります。その中の3ヵ寺に樹木葬地があります。
塔頭寺院、墓苑にも名前が
塔頭寺院にもそれぞれ名前があります、そして樹木葬地にも墓苑名があります。なので5ヵ所それぞれは
「東福寺 正覚庵 法洲苑(とうふくじ しょうがくあん ほうしゅうえん)」
「東福寺 即宗院 自然苑(とうふくじ そくしゅういん じねんえん)」
「東福寺 荘厳院 樹木葬(とうふくじ しょうごんいん じゅもくそう)」
「建仁寺 両足院 緑雲苑(けんにんじ りょうそくいん りょくうんえん)」
「大徳寺 正受院 茈林壇(だいとくじ しょうじゅいん しりんだん)」
今回はこのぐらいで
理系の私だったり、このぐらいで単語のメモリを使い果たします。もっと比較したかったのですが、それはまた次回ということで。今日はこれだけを覚えておいてください。
■大きくは3か所に樹木葬がある。
■でも細かくは5ヵ所なんだ。
■塔頭寺院というものがある。
■それぞれに名前がある。