両足院(建仁寺塔頭)の樹木葬 緑雲苑(りょくうんえん)

墓苑風景

京都の町中、祇園四条の中心地に佇む大本山 建仁寺。人で賑わう観光地とは思えないほど別空間になるのがこの両足院の樹木葬地です。大きな欅が目印の墓苑はタマリュウで覆われ、石積みにより高さがあるので、従来のお墓と違って屈まなくてもよく、お参りしやすいお墓となっています。

墓苑図

①石碑:お名前と区画番号を彫刻できる石碑が建っています。(希望者のみ)
②墓参道具置き場:墓参時にお使い頂ける花立やお香立てが置いてあります
③銀杏:樹齢数百年の大きなシンボルツリー
④墓苑:タマリュウで覆われた墓苑

コの字型の墓苑はタマリュウに覆われ、その下に眠ることになります。周りに大きな建物もなく日当たりの良い気持ちの良い空間です。

シンボルツリーとして樹齢数百年の大欅や銀杏の木が植わっており、堂々と出迎えてくれます。

石積みの高さがあるお墓のため、屈むことなくお参りでき、花立やお香立てなど墓参道具も用意しています。

緑雲苑の概要

個別埋葬

樹木葬の個別埋葬のイメージ

墓苑は区画毎の利用となり、1区画20cm×20cmの大きさになります。1つの区画に穴を掘り1霊若しくは2霊まで埋葬することができます。他の方のご遺骨と混ざることのない個別空間での埋葬となります。 単身者だけでなく家族やご夫婦のためのお墓です。

区画について

樹木葬の区画例

自然の景観を大切にするため、明確な境界線はありませんが、数字やアルファベットが書かれた石版が傍にあり、埋葬された区画を確認することができます。

納骨について

樹木爾埋葬断面図

土に還る方法での埋葬となります。一区画の中心に丸い穴を掘り、さらし木綿の納骨袋に包んだご遺骨を埋葬します。2霊の場合、区画内の上下に埋葬します。

33年間の永代供養

埋葬後33年間、お参りに行けない人に代わってお寺が墓苑の管理、供養します。その後は土に還ったお骨を土ごと合祀墓に移し引き続き供養します。2人利用の場合は2人目が埋葬されてから33年間となります。 ※画像はイメージです

墓参について

非公開のお寺ですが、墓参する方は自由に出入りすることができます。9時から16時頃までは開門していますので、時間内はお参り頂けます。墓苑の近くには、バケツや線香立て、花立をご用意しています。ご使用後は必ず元の場所に戻し、お線香の火は消してください。

緑雲苑のポイント

大本山の塔頭のお墓
歴史あるお寺の塔頭寺院が維持管理するので、廃寺の心配がなく安心してご利用頂けます。
建仁寺-桜
自然に還る方法で埋葬
納骨方法は、骨壷から出したお骨をさらし木綿に包んで埋葬するので、自然に還ります。
京都の樹木葬の納骨風景
宗旨宗派不問
これまでの宗旨宗派を問わず、どなたでもご利用頂けます。墓苑の法要等は臨済宗の教義に則り行われます。
継承者不要
継承を前提としないお墓ですので夫婦だけやおひとり様で契約する方も多く、自然に還す方法なので墓じまいをする必要もありません。

樹木葬に掛かる費用

墓所使用料(1区画)

1人利用 70万円 2人利用 90万円 上記の金額に永代供養料も含みます。墓所区画の33年間の使用料と後の合祀の供養料

納骨料(3万円/霊)

納骨は専門の業者による作業料として1霊3万円を頂戴します。

年会費【緑雲会】(5千円/年間)

年二回(春・秋)の合同供養祭の実施、緑雲会の樹木葬会報や行事情報の提供に掛かる費用となります。※契約者の没後、自然退会となります。

石碑彫刻費用(1万5千円)希望者のみ

墓苑の側にある石碑に、お名前(俗名)と区画番号を彫刻いたします。生前の場合は赤文字で、お亡くなりになられたら黒字となります。

両足院とは

両足院は、建仁寺の開山・明庵栄西禅師の法脈・黄龍派を受け継ぐ龍山徳見禅師を開山とする臨済宗建仁寺派の塔頭寺院です。現在の両足院は、開山当時「知足院」と号していました。知足院は、龍山徳見禅師の遺骨が知足院に葬られてからは、徳見禅師の法脈を継ぐ当院3世文林寿郁の両足院・一庵一麟の霊泉院などの黄龍派寺院の本院でした。創建された当時の両足院は、知足院の別院、または徒弟院として建仁寺開山堂・護国院の中にありましたが、天文年間の火災の後、「知足院・両足院」両院を併せて「両足院」と称する事となり現在に至ります。京都の中でももっとも風情ある街並みを残した「京都祇園」からすぐの立地となっておりますので、大切な人にいつでも逢いに来ていただけます。

本堂

両足院-前庭

本堂は、室中に⼆重格天井を備え内陣に本尊「阿弥陀如来⽴像」を安置する。庭園は、⽩砂と苔に⻘松が美しい唐⾨前庭。枯⼭⽔庭園の⽅丈前庭。そして京都府指定名勝庭園の池泉廻遊式庭園からなる。

唐門前庭

両足院-前庭

通常非公開。高麗門(大門)をくぐって唐門までの方丈への参道であり、分岐の小径は、墓参道でもある。高麗門(大門)が開扉するのは、開山忌や大施餓鬼法要または、文化的催しなど年内で回数限られているのであまり鑑賞されることはない。墓参者はこの参道を通って奥の墓地に辿り着く。

境内図

正覚庵の境内図

両足院へのアクセス

建仁寺 両足院〒605-0811 京都府京都市東山区小松町591番地
〇電車でのご案内【阪急電鉄】「京都河原町駅」から徒歩10分 【京阪電車】「祇園四条駅」から徒歩7分
〇バスでのご案内206、100系統 「東山安井」から徒歩3分「南座前」から徒歩5分「祇園」から徒歩10分「清水道」から徒歩10分
〇お車でのご案内JR京都駅よりタクシーで約10分

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