臨済宗大本山 建仁寺とは|京都最古の禅寺、歴史と文化が息づく静寂の聖地

建仁寺 法堂

華やかな祇園の街並みから一歩足を踏み入れると、そこには街の喧騒を忘れさせる、圧倒的な静寂と凛とした空気が広がっています。ここが、京都最古の禅寺である「臨済宗建仁寺派大本山 建仁寺」です。

1. 鎌倉時代から続く、京都最古の禅寺

建仁寺の創建は鎌倉時代の建仁2年(1202年)。源頼家(みなもとのよりいえ)公が寺領を寄進し、日本に禅を広めた祖師である「栄西(えいさい/ようさい)禅師」を開山として開かれました。

当時の年号から名付けられた「建仁寺」は、京都で最初の禅寺であり、後に京都の禅寺の格付けである「京都五山(きょうとござん)」の第三位に列せられました。

800年以上の時を超え、今もなお京都の禅宗文化を牽引し続ける、非常に格式の高い名刹(めいさつ)です。

2. 日本の文化を彩る、至高の美術品と「双龍図」

建仁寺は、日本の美術史を代表する数々の傑作を伝える「文化の宝庫」としても知られています。

誰もが一度は教科書などで目にしたことがある、俵屋宗達(たわらやそうたつ)の晩年の最高傑作「国宝・風神雷神図屏風」(※現在はデジタル複製画を展示)をはじめ、海北友松(かいほうゆうしょう)のダイナミックな障壁画など、一歩足を踏み入れるだけで本物の芸術に触れることができます。

また、法堂(はっとう)の天井に描かれた、今にも動き出しそうな大迫力の「双龍図(そうりゅうず)」(小泉淳作 画)は、訪れる人々を圧倒する建仁寺のシンボルです。

建仁寺 双竜頭

3. 「お茶の祖」としても知られる、栄西禅師ゆかりの地

実は、建仁寺の開山である栄西禅師は、中国(宋)から日本に茶の種を持ち帰り、日本にお茶の文化(喫茶の習慣)を広めた「茶祖(ちゃそ)」としても有名です。

その歴史から、建仁寺の境内には今もお茶の木が植えられた「茶碑」があり、毎年4月には栄西禅師の誕生を祝う「四頭茶会(よつがしらちゃかい)」という、禅宗の古い伝統を残すお茶会が開かれています。

京都のお茶文化のルーツが、ここ建仁寺には息づいています。

建仁寺の茶碑

4. 四季折々の美しさを魅せる、洗練された禅の庭

建仁寺の本坊には、枯山水(かれさんすい)の「大雄苑(だいおうえん)」や、四方どこから見ても美しいとされる「潮音庭(ちょうおんてい)」など、洗練された名庭が広がっています。

春の瑞々しい新緑、夏の深緑、秋の鮮やかな紅葉、そして冬の静寂――。 四季の移ろいに合わせて表情を変える庭園は、訪れる人の心をいつも穏やかに解きほぐし、深い癒やしを与えてくれます。

潮音庭

建仁寺の格式と、両足院の静寂に守られて眠る贅沢

京都最古の禅寺としての格式を誇り、名だたる文化財と豊かな自然に囲まれた建仁寺。その広大な敷地の中で、特に美しい庭園と静寂を保ち、近年では座禅や瞑想の道場としても国内外から高く評価されているのが「両足院」です。

祇園のすぐそばという、ご家族が集まりやすい大変便利な立地にありながら、中に入れば別世界のような静けさの中で、大切な方を優しく守り続けます。

この歴史ある両足院の心地よい空気感を、ぜひ現地でご体感ください。みなさまのご見学を、心よりお待ちしております。

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