よくある質問-自然に還る新しい葬法の樹木葬について-

樹木葬は1999年に日本で初めて行われたとされています。まだまだ歴史は浅くそのため、今までのお墓と比べてどうなのか?と違いがわかりにくいこともあります。そんなちょっとした疑問から、深い疑問まで、質疑応答形式でまとめました。ぜひご参考ください。

よくある質問

樹木葬って何ですか?
墓石等を墓標とする従来のお墓とは異なり、生きた樹木を墓標とすることで自然に還りたいという願いを叶える葬法です。 また弊社が運営委託している京都の樹木葬では全て永代供養付きとなっておりますので、お墓の継承者がいない方やお子さんに負担をかけたくないという方にオススメです。
樹木は1人1本ですか?
京都の樹木葬では、ツツジなど灌木を植える里山型樹木葬とは異なり、主にシンボルツリーとしての樹木となります。それぞれ樹種も違いますので現地をご覧ください。
散骨とは何が違いますか?
樹木葬や散骨は自然に還ることを目的にしていますが、樹木葬の場合は一般のお墓と同様「墓地・埋葬等に関する法律」に基づいて許可を得た区画に埋葬されます。また、散骨のように遺骨をパウダー状にする必要もありません。
現地見学はいつ行っても大丈夫ですか?
非公開寺なので、通常一般の方は見ることができませんが、弊社が開催する現地見学会にて担当と共に見学することができます。詳しく知りたい方はぜひご参加ください。 ご見学をご希望の方はお電話(075-257-7977)または「見学申込」からお気軽にお問い合わせください。
どのように永代供養をしていただけるのですか?
最期の納骨者が33年を迎えるまで、年2回、春と秋の時期に臨済・禅宗の教義に則り合同供養いたします。参加は自由です。
33年が過ぎれば、もう供養はしていただけないのでしょうか?
33年が過ぎれば、土となったお骨の一部を寺内の総墓に遷座し供養が続きます。
遺骨は骨壺に入れたまま埋葬されますか?
遺骨を骨壷から出し、さらし木綿に包み納骨されます。さらし木綿は時が経てばお骨と共に土に還ります。
骨の量が多くてもお骨は全て入りますか?
地域によって、火葬後のお骨を全骨収骨する場合があり、その場合、納めるお骨の量が多くなり、すべてのお骨が納骨できるかが不安なところです。 樹木葬によっては一部を土の下に、残りは永代供養墓に入れるところがあると聞きます。しかし京都の樹木葬では、十分な納骨空間を設けていますので、故人のお骨の量に関わらず、すべて土の下に納骨することができます。ご安心ください。
継承する子供のいない夫婦や単身者でも使用できますか?
どなたでも使用することができます。1人利用の区画での申し込みも少なくありません。京都の樹木葬では継承者を必要としない永代供養墓です。単身者の方は特に生前に契約しておくことで安心した生活を送ることができます。
今あるお墓や、納骨堂から出してお骨を入れたいのですが?
可能ですが、次の2点にご注意下さい。 1.改葬手続きが必要となります。改葬許可申請書は、今、収めてあるお骨所在地の市町村役場でもらえます。各市町村で手続き方法が異なりますのでご確認下さい。 改葬許可申請には、改葬先の「受入証明書」が必要となりますので、樹木葬寺院との契約が先行します。次に、墓地管理者(お寺、霊園事務所等)に埋葬証明書欄に署名捺印をしてもらえば、手続書類は整いますので市町村窓口に申請を行うと後日改葬許可証が発行されます。 2.土葬で埋葬されている場合には火葬していただく場合があります。
ペットと一緒に入ることはできますか?
申し訳ございませんが、お断りしています。
夫婦で一緒に入ることはできますか?
1区画に上下に埋葬されますが2霊までご利用頂ける区画がございます。(※1区画のサイズは寺院により異なります。)
どこかに名前を彫刻できますか?
各葬地の側に墓碑があり、お名前と埋葬区画を刻むことができます。彫刻手数料がかかります。
宗旨・宗派などによる制限はございますか?
宗旨・宗派・国籍等に関係なくご利用いただけます。京都の樹木葬で紹介しているところは全て臨済宗ですが、別の宗派やキリスト教の方なども多々いらっしゃいます。
契約の流れを教えてください。
①各寺院の見学会をお申込みください。 →②自然葬地の区画を決め、墓所使用契約と併せて 各会の入会の申込みを各寺院と取り交わしていただきます。 →③墓所使用料及び初年度の年会費等のお支払いを確認後、自然葬地の墓所使用許可証を交付します。 →④納骨は、予め日時を管理者と協議の上決定します。 納骨当日は、使用許可証の他、埋葬許可証を管理者に提出し所定の手続きをしていただきます。 使用者は、埋葬の当日埋葬料(3万円)、及び納骨法要希望者はお布施をご用意下さい。 →⑤没後33年間、春、秋、年2回合同法要祭がいとなわれます。いつでもご自由にお参り下さい。
今あるお墓から樹木葬に引っ越すことはできますか?
お墓の引越しは可能です。改葬の許可を得るための行政手続きが必要になります。
お骨を返して頂きたいのですが?
お返しすることはできません。自然に還るようさらし木綿にお骨を包み納骨しますので理由の如何にかかわらず、お返しする事はできなくなります。
樹木葬に加え、遺骨の一部を自宅に置いてもいいの?
遺骨の扱いに関する法律「墓地、埋葬等に関する法律」からも全く問題はありません。ご安心下さい。自宅で骨壷を安置されている方も多いと思います。樹木葬に加え、お骨を側に置いておきたいと考えていらっしゃる方は、骨壷の代わりに手元供養品にお骨の一部を納める方もいらっしゃいます。自宅では仏壇や家族と一緒に過ごせるリビングに置かれる方が多いようです。
分骨してもバチはあたりませんか?
法律上なんら問題ありません。 みなさん“分骨すると成仏できない”との迷信が気になるようです。私どもの知り合いのご住職は“供養したいと思う心”それこそが大切なことと申されます。 お釈迦様の遺骨(仏舎利)も世界各地に分骨されています。また西日本では五体の一部ずつしか骨上げをしません。実はこの時点で分骨になっています。
永代供養とは何ですか?
永代供養とは、お墓参りできない人に代わって、あるいはお墓を継承してくれる人がいなくても、 お寺が代わりに責任を持って永代にわたり供養するシステムです。 京都の樹木葬では永代供養付きの樹木葬をご用意しております。ご夫婦や、お子様がいない方、お子様に負担をかけたくないという方にもオススメです。