東福寺正覚庵の筆供養、今年はあいにくの天気!?
2022/11/24昨日の11月23日、今年も東福寺塔頭の正覚庵にて筆供養が行われました。
筆供養
古くなった筆に感謝する「筆供養」は、正覚庵で行われ、多くの参拝客が訪れます。 本堂で法要が営まれた後、 筆神輿が町内や東福寺境内を練り歩き、午後2時から護摩木が燃やされ、全国から寄せられた筆や鉛筆など筆記用具が投げ入れられます。 煙を浴びると、字が上達するとも言われています。
当日は残念ながら朝から雨で午前中は護摩木にシートが掛けられていました。午後2時まではまだ時間がありますが無事できるのか少し心配しておりました。
正覚庵の樹木葬地は境内の奥の方で雨も降っていたので、墓苑までいらっしゃる方はおられませんでした。
墓苑の見学は事前の申し込みが必要なので、見学希望の方は下記よりお申込み下さい。
東福寺の紅葉
この時期の京都は観光シーズンで、東福寺にも紅葉を楽しむ観光客が多く来られます。
この日も祝日という事もあり雨の中でも多くの観光の方が通天橋から紅葉を楽しまれていました。
今年はまだ緑の葉も残っているので、12月初旬ごろまで楽しめそうです。
正覚庵は普段は非公開のお寺でが、この日ばかりは、お蕎麦やおでんを境内で堪能することができます。
お庭も綺麗にされており雨の日はそれはそれで趣があります。
雨あがる！護摩焚き無事行われる
護摩焚きの時間が近づいてくるとなんと雨が上がり始めました。東福寺を練り歩いていた筆神輿が戻ってきたので、威徳堂の方へ移動すると、護摩木の周りには多くの参拝者が集まっておられました。
雨が上がっとはいえ先ほどまで降っていたので、無事火が付くのかと心配していましたが見事に点火されました。
最初、ものすごい煙でしたが、落ち着いてきたら、筆などの筆記用具が投げ入れられました。
この筆や鉛筆は全国から寄せられているそうです。
この時煙を浴びると、字が上達すると言われているそうで、最近めっきり文字を書かなくなりましたが、何とか浴びることができました。
見学会は随時受付中
樹木葬のあるこの正覚庵は通常非公開のお寺となっております。樹木葬墓苑をご覧になりたい方は、随時見学会を行っております。見学には事前申し込みが必要となります。
ぜひお気軽にお越しください。
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