【寺院向け】お寺と人を、やさしく結ぶ樹木葬



一般墓よりも樹木葬が選ばれるようになった昨今
かつては一般墓が主流だったお墓選びですが、平成~令和を境に樹木葬が多くの方に選ばれる時代になりました。特に「跡継ぎ不要」というニーズが高まる昨今、柔軟な供養の形態としても注目されています。

鎌倉新書が毎年行っている「お墓の消費者全国実態調査」によれば、令和元年以降は従来のお墓よりも樹木葬を選ばれる方が多くなり、現在では樹木葬が最も選ばれる埋葬方法となっています。
‐閑閑‐お寺にふさわしい、緑あふれる樹木葬を
私たちカン綜合計画は、街づくり事業からスタートした会社です。
景観設計や空間デザインで培った経験を活かし、お寺の境内に調和する樹木葬地の企画・設計・管理をお手伝いしています。
必要以上の石材を使わず、木々や草花と共にある空間を大切にすること。
既存の景観や歴史を尊重しながら、その土地に自然に溶け込む墓苑をつくること。
これがカン綜合計画が行う樹木葬導入のための事業提案「閑閑(かんかん)」です。
※閑閑(かんかん)は寺院型樹木葬導入のブランド名です。

私たちがお手伝いできること
- 境内の景観を活かした樹木葬地の企画・設計
現状の庭や樹木を最大限活用し、既存の景観を損なわない形で設計します。 - 販促や案内ツールのご提供
必要に応じて、寺院の雰囲気に合ったパンフレットや案内資料をご用意します。
※お寺とご縁を結ぶためのツールであり、押しつける営業活動は行いません。 - 墓苑管理のお手伝い
契約後の埋葬や年間管理業務もサポートします。お寺の負担を軽減しつつ、丁寧な対応を心がけます。
石板型とは異なる、自然に還る樹木葬
昨今は石板型(区画ごとに石のプレートを設置するタイプ)の樹木葬が多く見られますが、私たちは墓石を使わない設計を得意としています。
土に還ることを大切にし、緑に囲まれた墓苑づくりを行います。
訪れた方が「この場所に眠りたい」と感じられるような、やわらかく温かな景観を目指します。

弊社の樹木葬が向いているケース・向かないケース
こういう目的にはおすすめできません | こんな場合に向いています |
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墓石を1基墓じまいされ、そこを樹木葬にしたい | 墓苑全体の景観やアプローチを含め、統一感ある樹木葬空間をつくりたい |
区画数を最大化し、できるだけ多くの利用者を詰め込みたい | 区画の広さや植栽にも余白を持たせ、自然の中で静かにご供養できる空間を大切にしたい |
ご供養の期間をできるだけ短くし、回転率を上げたい | 長くお参りいただける樹木葬を整備し、寺院と利用者のご縁を末永く続けたい |
樹木葬は単なる収益事業と考えている | 寺院の理念や信頼を守りながら、檀信徒・地域とのつながりを深めたい |
京都府外の施工事例

(岐阜県)臨済宗妙心寺派 春日山 大源寺の樹木葬「曠然苑(こうねんえん)」

(滋賀県)天台宗 福生山 櫟野寺の樹木葬「櫟苑(らくえん)」
ご相談から販売開始までの流れ
弊社がプロデュースする樹木葬は、お寺の状況やご希望に合わせて、企画から販売開始までを伴走型でお手伝いします。
全体の流れは以下のとおりです。
① お問い合わせ
まずは、お問い合わせフォーム・お電話・メールのいずれかでお気軽にご連絡ください。
「境内の一部を樹木葬にできるか見てほしい」など、漠然としたご相談でも大丈夫です。
② 現地視察
実際に境内を拝見しながら、詳しいお話をお聞きします。
この段階で、樹木葬事業としての実現可能性を判断し、可能性があれば次のステップに進みます。
③ ラフ事業計画のご提案(約1か月)
- 周辺のマーケット調査
- 樹木葬墓苑の計画立案
- 工事費やその他の投資計画の策定
- 販売価格・販売計画の設定
- 事業収支計画・全体スケジュール案の作成
- 墓地使用約款や契約内容のたたき台作成
あくまで初期段階の「ラフ案」ですが、全体像を把握していただける内容をご用意します。
④ 事業実施(約2〜3か月)
- 墓地造成・植栽工事
- 納骨関連の道具整備・調達
- 販売ツール(パンフレット、チラシ、ホームページ等)の制作
- 契約書や契約フロー、金銭授受・墓地運営管理システム(閑閑)の導入
- 葬送関係先との提携および資料送付
お寺の負担をできるだけ軽くしながら、一歩ずつ形にしていきます。
⑤ 販売開始
- 広告・ご案内活動
- 見学会やご相談会などの集客サポート
- 契約事務のサポート
- 供養祭などの運営支援
販売開始後も、お寺の方や利用者の方が安心できるよう継続的にサポートいたします。
このように、初めて樹木葬を導入されるお寺でも、計画段階から販売開始、運営まで一貫してお手伝いします。
お気軽にお問合わせくださいませ。