お墓は石だけじゃない?管理不要で選ばれる「永代供養墓」3つの種類と選び方

2026/02/01

【はじめに】お墓の「当たり前」が変わってきています

ひと昔前までは「先祖代々の石のお墓」を守ることが当たり前でした。しかし、核家族化や少子化が進む現代、「お墓を継ぐ人がいない」「子供に管理の負担をかけたくない」という悩を持つ方が増えています。

そこで今、多くの方に選ばれているのが、寺院や霊園が家族に代わって管理・供養を行ってくれる「永代供養(えいたいくよう)」というスタイルです。

今回は、その中でも特にご相談の多い「管理の手間がいらないお墓」について、代表的な3つの種類と、それぞれの選び方をご紹介します。


1. 草花に囲まれて、自然の一部に還る「樹木葬(じゅもくそう)」

東福寺塔頭 正覚庵の樹木葬「法洲苑(ほうしゅうえん)」

墓石の代わりに、シンボルツリーや季節の草花を墓標として眠るスタイルです。

■どんな人に向いている?

  • 「暗い石のお墓の中ではなく、明るい自然の中で眠りたい」という方
  • 「死後は土に還りたい」という自然志向の方

■ここがポイント! ひとくちに樹木葬と言っても、コンクリートの筒に骨壺を入れるだけのタイプと、布などに包んで直接土に埋葬するタイプがあります。 「本当に土に還る(自然循環する)」ことを大切にしたい方は、埋葬方法が「骨壺のまま」か「土に直接か」をしっかり確認することが大切です。四季折々の風景に包まれることは、お参りに来るご家族にとっても「癒やしの時間」になります。


2. 天候を気にせずお参りできる、屋内の「納骨堂(のうこつどう)」

屋外型納骨堂
屋内型納骨堂

建物の中に遺骨を安置するスタイルです。ロッカー式や、仏壇型、あるいは自動搬送式(カードをかざすと遺骨が運ばれてくるタイプ)など、近代的な設備を持つところが増えています。

■どんな人に向いている?

  • 天候や季節に関係なく、冷暖房の効いた室内で快適にお参りをしたい方
  • 「お骨を土の下(暗い場所・汚れる場所)に埋葬すること」に抵抗がある方
  • 転勤や引っ越しの可能性があり、将来的に遺骨を取り出す(改葬する)予定のある方

■ここがポイント! 屋内であるため、雨の日や真夏・真冬でも快適にお参りができるのが最大の特徴です。一方で、コンクリートの建物内であるため、「土に還る」という感覚は薄くなります。また、機械式の設備などは老朽化に伴う維持費や将来的な建て替えのリスクについても確認しておくと安心です。


3. 費用を抑え、皆と一緒に眠る「合祀墓(ごうしぼ)・集合墓」

個別の区画を持たず、大きな慰霊碑や供養塔の下に、他の方の遺骨と一緒に埋葬されるスタイルです。

■どんな人に向いている?

  • 予算をできるだけ抑えたい方
  • 「個別の墓標にはこだわらない」「寂しくない方がいい」という方

■ここがポイント! お墓にかかる費用を最も抑えられる方法の一つです。ただし、最初から(あるいは一定期間後に)他の方のお骨と混ざって埋葬されるため、後から「やっぱりお骨を取り出して別のお墓に移したい」と思っても、取り出すことができないのが一般的です。選ぶ際は、ご家族とよく話し合うことをおすすめします。


【まとめ】自分らしい「還り方」を見つけるために

「永代供養」で「管理不要」という条件は同じでも、「自然の中で風を感じて眠るか(樹木葬)」「建物の中で守られるか(納骨堂)」によって、眠る環境は全く異なります。

お墓は、故人の「終の棲家」であると同時に、残された家族が故人と対話する場所でもあります。

「どんな場所なら、家族が会いに来たくなるだろう?」 「自分はどんな風景の一部になりたいだろう?」

そんな「ロマン」や「心地よさ」という視点で、ご自身やご家族にぴったりの場所を探してみてはいかがでしょうか。

私たちの樹木葬は、お寺の境内にある美しい庭園で、本当の意味で「土に還る」埋葬を行っています。ぜひ一度、その空気を肌で感じに見学にいらしてください。

東福寺 塔頭 正覚庵

建仁寺 塔頭 両足院

大徳寺 塔頭 正受院


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樹木葬に関心をお持ちの方には、各寺院でのご見学や、詳細資料のご送付を承っております。
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私たちはご相談をきっかけに強引な勧誘やしつこい営業電話などは一切いたしません。
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