娘に負担をかけたくない【樹木葬案内日記更新】

2024/02/23

先週の日記の通り、週前半は暖かかったのですが後半はまた冬に逆戻り。20℃前後の日が数日続いたので、桜が咲いたなんて話もちらほら聞こえてきたのですが、今日は関東では雪マークに。気温の上がり下がりに振り回されて我々も服装が大変ですが、自然界でも花を咲かせるかどうか、冬眠から覚めていいかどうか、振り回されそうですね。そんな今週は6組15名の見学となりました。

正覚庵-梅
正覚庵-墓苑

日本にいないので


正覚庵 京都府在住 お母様用

お母様と娘さんの2人で見学。お母様1人用として検討。お父様は数年前に亡くなっており、代々墓に埋葬されている。お母様はそこには入りたくないので、樹木葬にして娘に負担がかからないようにとお考えの様子。娘さんは仕事の関係で日本にいないことが多く、墓守はできないとのこと。お母様は現在は便利がいいようにと五条辺りの町中に住んでいるが、元々は伏見稲荷近くに住んでおり、東福寺にもよく遊びに来ていたとか。娘さんも高校までは京都で過ごしていたので懐かしい様子。昨年末からお母様が少し体調を崩しているので、早く決めておこうと娘さんの帰国のタイミングで一緒に付いてきてもらったとのこと。お寺や墓苑の雰囲気もいまは緑が少ないので寂しい感じもするが、春から夏、また秋口も素敵でしょうねと気に入っていただけた様子。娘さんは1週間ほど滞在するそうなので、その間に決めたいとのことでした。

両足院-前庭
両足院-墓苑

自然が好きで


両足院 大阪府在住 夫婦用

お母様と娘さんの2人で見学。ご夫婦用で検討。お二人とも大阪在住。明るいお母様と物静かだが抑えるポイントはしっかりしている娘さん。ご主人もご健在だが今日は来れず。樹木葬にすることには賛成してくれており、ぼちぼち捜し始めたところ。一人娘なので墓守をお願いすることはできないと思っている様子。永代供養で土に還れるところがいいとお考え。お寺も潰れる事があるので、大本山だと安心とのこと。自然や植物が好きなお母様で、境内の木々(半夏生等)や墓苑の銀杏の木がとてもいいと気に入っていただけた様子。東福寺も気になられていたがやはり銀杏がいいかなぁと。本日は両足院のみの見学となったが、後日正覚庵の見学依頼も入る可能性がありそう。

京都の樹木葬の案内人より


 

見学にお越しいただいた方でよくある質問ですが、お骨は分骨して一部だけ入れるのでしょうか?また、粉骨しなければいけないのでしょうか?との質問を受けることがあります。地域によって、火葬後の収骨の方法が異なっており、関西では部分収骨(一部のみ収骨)されることが多く、地域によっては全骨収骨と言って火葬後の全てのお骨を収骨する場合があります。収骨方法によってお骨の量は大きく異なりますが、京都の樹木葬では全骨収骨されたお骨が2霊分すべて納骨することができるように設計されております。もちろん、粉骨する必要もございませんのでご安心ください。

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