気持ちの整理がつかぬまま…【樹木葬案内日記更新】

2024/06/28

早くお墓を決めてあげないとかわいそう?

先月、夫さまが急逝され、夫と自分の夫婦用でお探し。奥さまお1人で見学に来られました。
急なことでお墓のことは何も決まっておらず、息子に負担がかからないように樹木葬を検討しているとのこと。
親戚から「49日までにお墓を決めてあげないと可哀そう」「お墓が決まったらお参りしたいから教えてね」とプレッシャーがあり、奥さま自身まだ気持ちの整理がついていない状態でご見学に来られました。

ご遺族、ましてや長年連れ添ったパートナーが気持ちの整理がつかないまま急いでお墓を決めて、納骨してもいいことはありません。「そろそろお別れしてもいいかな」と思ってからでも遅くありませんので、ゆっくりご検討いただくようお伝えしました。

見学された樹木葬地

京都の樹木葬の案内人より

親戚からのプレッシャーで急いでお墓を探しに来られる方は意外に多いです。
「お墓への納骨は49日まででないとダメ」「早くお墓にいれてあげないと成仏できない」などということは、仏教のどの法典にも書かれていません。
ご遺骨が自然に還る樹木葬では、原則、納骨後にご遺骨を取り出すことができません。
自宅で骨壺のまま数年間、身近で供養してから納骨される方も多くいらっしゃいます。
どうか、気持ちの整理がつくまでは、お手元でご供養くださいませ。

手元供養という選択

最も身近に故人を供養する「手元供養」をご存じですか?

京都で20年以上、手元供養品の制作販売を行っている老舗企業「カン綜合計画・博國屋」が解説。

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