それぞれのご縁【樹木葬案内日記更新】
2021/12/1012月の2週目となりますが、いまだ日中は陽射しが出てる場所では暖かく、冬が来たという感じは少ないです。もちろん、朝夕は冷えるので温度差への対応が大変です。今週は6組14名となりましたが、関東から2組、関西が2組、その他2組と、比較的色々な地域から見学に来られる方が多くいらっしゃいました。生前準備の方、ご納骨前提の方など様々ですが、皆さんそれぞれ何かしらの魅力を感じて京都に来られているようです。ただ近いからといった理由ではなく、遠くても自分たちが入りたい、あるいはお参りに行きたい場所として選ばれているようです。
白洲屋敷にご縁を感じて
両親用として娘さん二人とご両親の4人で見学。お姉さんは大阪、妹さんが東京でご両親の近くに住んでいるとのこと。以前から気になっていたが、コロナでなかなか来れず今回ようやく皆の都合もあって見学に。東福寺→建仁寺→大徳寺と3寺院全てをご見学に。最初に見学した正覚庵で、本堂が旧白洲屋敷である話をすると、ご両親が白洲次郎・正子の大ファンとのことで、白洲家の話で盛り上がりしばし歓談。白洲屋敷のことは全然知らなかったようで、最初にここに来たのはご縁を感じるとのことでした。墓苑の雰囲気や、庭の手入れも行き届いてることに大変感動されていました。その後、両寺院を見学するも、やはり白洲の面影が残っており、正覚庵で眠りたいとのことでした。
気に入られた樹木葬地
お茶を嗜むきっかけ
奥様を亡くされご主人と奥様の妹夫婦でご見学。夫婦用として検討。お子様がいらっしゃらないとのことで、お墓を建てても守ができないので樹木葬がいいと生前から決めていたが、コロナでなかなか見学に来れず先に亡くなってしまったとのこと。奥様は元々京都出身で、大徳寺近くに住んでいたとのこと。若いころから両親の影響でお茶を嗜んでおられたとのことで、大徳寺にもご縁があるようです。奥様のご両親のお墓は京都の北部にあるようで、そこだとお参りに行くのが大変なので本人が好きだった大徳寺で眠らせてあげたいとのこと。樹木葬のシステムや、墓苑の雰囲気なども気にいっていただけたようで、春先に京都に引越してくるのでそれまでに契約を進めたいとのことでした。奥様の妹夫婦も大変気に入っていただけたようで、自分たちもここにしようかと考えられていました。
気に入られた樹木葬地
京都の樹木葬の案内人より
日本列島が揺れています。各地で地震が相次ぎ、特に鹿児島県のトカラ列島では200回以上の揺れの観測と、震度5強の地震も。先日も和歌山と山梨で3時間差で震度5の地震が起きるなど、いまやどこで大きな地震災害が起こるか予断を許さない状況なのかもしれません。ですが、本当にどの地域にどの程度の被害が起きるかなんて想定はあってもその通りになるとは限りません。準備は必要だと思いますが、必要以上に怖がって普段通りの生活をできない方が身体に不調をきたすかもしれません。お墓も同じように、準備しておくことで心の安心を得て元気になる方を多く見てきました。何かあってから後悔するよりも、何があっても大丈夫なように心の準備も含めて終活することも大事かもしれませんね。
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