春彼岸【樹木葬案内日記更新】

2022/03/25

まん延防止等重点措置が解除され、京都の至るところが多くの観光客で賑わっています。もちろん、数年前の海外からの観光客バブルの頃と比べれば少ないのですが、それでも久しぶりに多くの人で賑わっている様子を見た気がします。少し冷える日もありましたが、だんだんと暖かくなっており、24日には桜の開花となりました。これから4月にかけてお花見など、外出が楽しみになる季節がやってきました。そんな今週は4組7名の見学となりました。

正受院-墓参道
正受院-墓苑

同じ大徳寺で


大徳寺愛知県在住 母親用

ご夫婦で見学。奥様のお母様用として検討。お母様は京都在住だが癌を患い入院中。お父様は随分前に亡くなっており、お墓は同じ大徳寺の別の塔頭にあるが、お母様はそこには入りたくないと話していたとのこと。お彼岸で父のお墓参りを兼ねて、お母様が興味を持っていた樹木葬の見学に。お墓のことで迷惑をかけたくないので樹木葬がいいと、自分でスマートフォンで調べて資料請求していたが、調子が悪くなり本人は見学できないとのこと。お寺の雰囲気や、墓苑も気に入っていただけたようで、自分たちも娘しかいないのでいずれ考えなきゃいけないし、こういうのもいいねとご夫婦で話されていました。契約はお母様名義にするが、書類のやり取りなど手続きは奥様が全てされるとのことでした。

両足院-前庭
両足院*墓苑

3度目で


建仁寺埼玉県在住 夫婦用

夫婦で見学。7年ほど前に見学したことがあり、今回で3回目。埼玉と京都に住まいがあり、メインは埼玉だがいずれは京都に住みたいと思っているが中々思うようには進んでいないとのこと。最近、ご先祖のお墓を墓じまいしたので、いよいよ自分たちも真剣に考えようと決心し動きだした。子供が海外に住んでいることもあり、永代供養でお寺が見てくれるし、年会費も自分たちが生前の間だけなので、子供に負担がかからないシステムで安心だと大変気に入っていただけているようでした。お寺もすごく気に入っているので、契約書類をお渡ししその場で区画を仮押さえしていかれました。

京都の樹木葬の案内人より


 

お彼岸も終わり、お墓参りに行かれて、そろそろ自分たちもと意識され始めた方々もいらっしゃるのではないでしょうか。もちろん、代々墓でそこに入れるならその選択も一つ。お墓が遠い、次男だから入れない、お墓がないということで樹木葬を選択する方は多くいらっしゃいますが、代々墓があっても自分達の代で終わりにして、自分たちは樹木葬にしようという方も多くいらっしゃいます。いわゆる墓じまいですね。昔は、代々墓があって長男であれば継いでいくというのが常識で、選択肢はそれしかなかったのかもしれませんが、いまは様々な選択肢があり、昔の常識ではくくれない時代になってきています。もちろん、それぞれの地域や、家庭の事情もありますが、自分たちのお墓は自分たちで選んで決めることができる。そんな時代にあったお墓を探してみてはいかがですか?

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