何回でも【樹木葬案内日記更新】

2022/07/15

今週末は祇園祭のメインイベント山鉾巡行が3年ぶりに執り行われます。祇園祭は日本三大祭りの一つで、平安時代に疫病・災厄の除去を祈った祇園御霊会を始まりとする、八坂神社の祭礼です。7月1日から31日まで1ヶ月にわたり様々な神事・行事が行われます。そのお祭りのメインが山鉾巡行で、17日が前祭、24日が後祭とされており、巡行の前3日間を宵山と呼びます。15日、16日にはこちらも3年ぶりに屋台が立ち並ぶようで、3連休もあって多くの観光客で賑わいそうです。そんな今週は4組8名の見学となりました。

両足院-半夏生
両足院-墓苑

3年ぶりに


建仁寺兵庫県在住 夫婦用

ご夫婦2人で見学。自分たち夫婦用として検討。3年前に建仁寺、大徳寺の樹木葬を見学しており、もう一度見学したいと思っていたがコロナの影響でなかなか来れなかったようで、今回両足院を2度目の見学。3年前とは募集している区画も違い、時間が経っているので記憶も曖昧なので、初めて見に来た感覚で最初から説明してほしいとのことでした。話していると、ご夫婦ともなんとなく記憶も戻ってきたようで、前回の案内時にお参りに来られていた方とも少しお話し、「もしかしたら墓友になるかもしれませんね」なんてことを言っていたことを思い出されていました。以前よりも欅の木の枝が広がっており、「より神聖な感じがするね」とご夫婦で話されていました。お子さんがいらっしゃらないとのことで、証人を誰にするかというのを悩んでおられ、甥っ子さんや姪っ子さんにお願いされる方もいらっしゃるし、法定の代理人となる方と「死後事務委任契約」を結んで証人になってもらう方もいらっしゃいますとご案内。そういった法律事務所や団体などをご紹介することもできますよとお話すると少し安心されておりました。区画にこだわりはないので、書類を作成し、証人だけどうするか決めたら連絡しますとのことでした。

正覚庵-山門
正覚庵-墓苑

紅葉を見に何度も


東福寺滋賀県在住 夫婦用

母と娘で見学。昨年5月にも見学されており、今回が2回目の見学。昨年は本堂の改修工事を行っており、墓苑からの景観がはっきりしなかったのでもう一度確認に。本堂が完成後の特別拝観にお越しになられたそうで、その際に本堂内は見学したが墓苑までは見れなかったのでとのこと。ご主人が一昨年亡くなられたようで、夫婦用として検討。足場が撤去された墓苑からの景観に「山や街並みが見えていいわぁ〜」と気に入っておられました。お子様は一男三女で、関東に2人、関西に2人。ご主人は京都出身で、お寺が好きで東福寺は家族で何度も紅葉を見に来たそう。また、絵を描いたり、書道や図面を書いたりなど、筆に縁があることもあり、筆の寺ということも縁を感じている様子。お母様は夫の遺骨をまだ手元に置いておきたい気持ちと納骨してゆっくりさせてあげたい気持ちとで揺れており、納骨に関しては悩み中ではあるが樹木葬地はそろそろ決めておきたい様子。東京に住む息子さんがコロナの事もありまだ見にこれていないので息子にも見せて決めたいとの事でした。

京都の樹木葬の案内人より


 

今週は、数年前に見学された方の戻りが3組ありました。最近の傾向として増えつつあるのが、コロナ前に見学をしたけどその後コロナになって時間が経ってしまった方や、ご契約までに2回、3回ご見学に来られる方も増えております。時間が経って状況や景観の変化もありますし、季節によっての違いもあります。その時々の変化を感じていただくのもいいかと思いますし、他所の樹木葬と比較されるのもいいかと思います。最終的には安心して入れるお墓の場所として選んでいただけるのが望ましいですし、そのためのお手伝いをさせていただいております。1度目では思い浮かばなかった質問などもあるかと思います。2度目3度目もご案内が必要であればスタッフが付いてご案内も可能です。墓苑の雰囲気だけ見たいので案内は不要な場合は、事前にお寺さんに連絡してスタッフなしでの見学も可能です(再訪の場合のみ)。7月も半ばに差し掛かり本格的な暑さがやってくると思われますが、熱中症に気を付けながら、安全安心な見学をしていただけるよう努めてまいります。

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