土にもどしたい【樹木葬案内日記更新】

2023/07/28

とにかく暑いです。最高気温は40℃に近づいています。iPhoneの天気アプリでの体感温度は毎日40度以上です。思わず昨年の案内日記を見返しましたが、同じように毎週暑い暑いと書いてました。やはり夏は暑いものだとあらためて実感しています。昨年同時期くらいに、35℃以上が猛暑日と呼ばれているが40℃以上の呼び方が定義されていないと書いていたのですが、昨年8月半ばに気象協会が40℃以上を「酷暑日」と定義していました。今年はどれだけ酷暑日となるのか心配です。そんな今週は6組11名の見学となりました。

正受院-山門
正受院-墓苑

最後は京都で土に


正受院東京都在住 夫婦用

ご夫婦で見学。現在は東京に住んでいるが元々ご夫婦とも京都出身で親戚も京都に多いとのこと。奥様は大徳寺近くに住んでいたようで、とても思い出深いお寺だと。娘さんが2人なので、お墓を建てても見ていくのも大変だし、自分たちもお墓の管理には手を焼いたと思っており、同じ思いをさせたくないと。お墓があることで親戚など集まる機会にはなるが、それが墓石のお墓じゃなくても何も問題ないだろうと。東京で樹木葬を探しても石のプレートのものばかりで、とても納得のいくような樹木葬はなかった。ご夫婦とも、最後は大好きな京都で土に戻してもらうのが一番良いとお考えの様子。負担の少ないシステムや、お寺の景観も気に入った様子で、たくさん写真を撮られていました。娘さんにお話する際に写真を見せて説明するとのことでした。娘が反対することはないとは思うが、一応2人に話をしてから区画を決めていきたいとのことでした。

東福寺-三門
大徳寺-参道

お寺が好きで


正覚庵・正受院 兵庫県在住 自分用

女性お一人で見学。ご自身用として検討。京都が好きで特にお寺巡りが好きで月に2、3回は必ず京都に来ている。東福寺は紅葉の時期も綺麗だが、新緑の青もみじも素敵なので今年も春先に2回来ており、正覚庵で御朱印もいただいこともあるとか。ご主人とは死別しており、ご主人は代々のお墓に。ご自身もそこに入ることもできるとは言われているが、気が進まないのでご自身の希望でもある自然に還る樹木葬で探しているとのこと。娘さんが1人いるが海外暮らし。神戸の方でも探したが良いのが見つけられず、京都ならご自身も好きだし、娘さんが帰ってきた時にもそれほど不便ではないだろうと思い見学に。大徳寺も好きで、特別公開がある時期には欠かさず拝観に来ておりかなり詳しいご様子。大徳寺まで来ると観光客もそこまで多くはないので、大徳寺の参道をゆっくり散歩するのも好きだとか。どちらも、お寺も樹木葬のある塔頭も墓苑の雰囲気も気に入ったご様子。急いでるわけではないが、何が起きるかわからないので早めに準備はしておこうと思っているとか。ご本人は大徳寺の方が気にはなっているが、お参りに来るには京都駅から離れているので娘がどう思うかと悩まれている様子。娘さんにも相談してみて連絡しますとのことでした。

京都の樹木葬の案内人より


 

よくある質問で、証人って必ず必要なんですか?という質問がございます。答えはYesです。ここで言う証人とは、契約者が墓地を利用される場合、その方のご遺骨を最後誰が届けてくれるかという最終連絡先としての証人となります。基本的にこちらから証人さんにご連絡することはほぼありませんが、例えば何かしらの案内状をお送りした際に、宛先不明戻ってきた場合、引っ越しをされたのか、施設に入られたのか、もしくはお亡くなりになられたのかと考えて連絡することはあるかもしれません。証人は親族じゃなくても構いません。ご友人や法定の代理人のような方でも問題ございません。また、独り身の方で証人になってもらう方がいない場合は、死後事務委任契約を結んで代理人になっていただく後見制度を活用することも可能です。そういったことを専門としている事務所をご紹介することも可能ですのでお気軽にご相談ください。

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