お盆のお墓参りを意識して【樹木葬案内日記更新】
2023/08/18今週はお盆期間のお参りと重なってか、台風の影響もあってか見学に来られる方は少ない1週間となりました。お盆の期間は地域によって違いがあります。東京や一部地域では7月13日~16日が新盆(7月盆)と呼ばれ、一部地域を除く全国では8月13日~16日を旧盆(8月盆)とされています。地域によって重視される暦(こよみ)の違いによるものだそうです。京都では8月がお盆にあたりますが、そんなお盆の中日に台風が近畿地方を縦断。この度の台風と大雨の被災にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げます。そんな今週は3組5名の見学となりました。
同じ大徳寺の塔頭なので
女性お一人で見学。ご両親用として検討。ご両親ともに健在だが父は施設に、母は足が悪いので見学には来れず。大徳寺の塔頭に父方の代々のお墓があり、大徳寺にはお参りにも来ているし、今日もこの後参る予定とのこと。お父様は次男なのでそこには入れないし、新たにお墓を建てても負担になるので建てないでおこうというのは決まっているそう。ただ、自分たち夫婦のお墓はどうするかというのは決まってないままなので今回娘さんがご見学に。ご両親どちらかが亡くなってから考えようとも思ったが、ご自身もどんどん年をとっていくので、自分が動けるうちに決めておこうと思われたとか。スマホで大徳寺、永代供養で検索していたら樹木葬があることを知り、同じ大徳寺の塔頭で樹木葬なら父も喜ぶんじゃないかと思ったとか。暑い中、お盆のお参りに来られる方も多く、こうやってお参りに来る方が多いのも安心できると。両親にも相談してからにはなるが、前向きに検討しますとのことでした。
見学された樹木葬地
五山送り火
お盆の最終日8月16日は「京都五山送り火(ござんのおくりび)」です。お盆の初めに帰ってきた 「 おしょらいさん (ご先祖様・精霊)」をお盆の終わりに見送るため、あの世へ通じる暗い道を明るく照らし、無事に帰れるように願って始められたとされる、無病息災を祈る京都の伝統行事です。この送り火は東山如意ヶ嶽の「大文字」が午後8時に点火され、松ケ崎西山(万灯籠山)と東山(大黒天山)の「妙法」、西賀茂船山の「船形」、大北山にある大文字山の「左大文字」、嵯峨鳥居本曼荼羅山の「鳥居形」と5分おきに点火されます。「大文字焼き(だいもんじやき)」とも呼ばれていますが、京都では「山焼き」ではないことを強調するため「大文字焼き」という表現は不適切とされています。また、1571年に織田信長によって行われた比叡山の焼き討ちを連想するため「焼き」という言葉を使わないともいわれています。京都の樹木葬がある寺町のオフィスでは、屋上に上がり東向きに「大文字」が見渡せます。毎年この日に「大文字」に手を合わせ、「 おしょらいさん」を送り出すとともに、1年の無事を祈願しております。
京都の樹木葬の案内人より
毎年、お盆前にお墓のことを意識して、あるいはお盆で家族が集まってなどの理由から、見学に来られる方が増えるのですが、今年は異常な暑さやお盆直撃の台風の影響もあってか、お盆明けも含めて見学予約が少なくなっております。お盆が明けて、しばらくするとお彼岸も近くなってくるので、お墓のことを考える機会は増えるのですが、やはり暑さには勝てないといったところでしょうか。なかなか暑い中で見学にまでは足が向かないという方のために、今年はセミナーを多く開催していこうと思っております。7月に滋賀で2回開催しましたが、次回は8/22(火)に大阪の千里中央でシティライフ主催の「今こそ始める終活セミナー」の11:10から12:10の枠で講演致します。また、9月には前回同様リビング滋賀にて告知・会場をお借りしてセミナーを開催する予定です。こちらは9/17(日)10:00から12:00の予定で、募集開始は9月に入ってからの予定です。10月には京都でも開催する予定ですので、ぜひセミナーにもご参加下さい。
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