元気なうちに、家族で考える終の住処

ご夫婦と娘さんたちで訪れた樹木葬見学

70代のお母様と40代のお嬢様お二人、関西在住のご家族が、はじめての樹木葬見学にお越しくださいました。今回の見学は、お母様とご主人のためのお墓を探すため。ご夫婦ともにお元気で、終活の一環として「後を面倒みなくてもいいお墓を」と考えてのご来訪でした。

ご主人の実家には四国にお墓があるものの、お参りの負担が大きいため、将来を見据えて「管理の手がかからない永代供養」をご希望とのこと。お母様は「京都に遊びに来るついでに寄れるような、アクセスの良い場所がいい」とおっしゃっていました。

当日は、建仁寺塔頭・両足院をご案内しました。ちょうど副住職が座禅会を催しているところで、少しご紹介も。境内の穏やかな空気感や、静けさ、大きな木々に囲まれた雰囲気に長女の方は「自然に還れるイメージが心地よい」と感想を口にされていました。妹さんも「実際に来て、雰囲気が分かってよかった」と納得のご様子。

見学中は、お参りの仕方や埋葬の方法などについても熱心にご質問いただき、「元気なうちに決める人は少ないかもしれないけれど、候補があるというだけで安心」とのお声も。資料と申込書類を3寺院分お渡しすると、「姉にも資料を渡したい」とのことで、パンフレットを追加でお渡ししました。長女の方もご自身の終活として大阪で情報収集された経験があるとのことでした。

最後には、帰路で結婚式の前撮り撮影と行き合い、新郎新婦に「おめでとうございます。お幸せに」とお母様が声をかけてくださる場面も。ご家族そろって和やかにお寺を後にされました。

見学された樹木葬地