樹木葬って山中にあるんでしょ?遠いなあ・・・と思ったら町中にあった話

2019/07/30

樹木葬は山にあるのではなく、町中にあるんです。山にあるイメージは自然葬のひとつだからなのと、日本で初めての樹木葬が里山型だったのが大きいと思います。なので樹木葬は山の中にあり、墓参が難しいと思われているかもしれません。

しかし実はアクセスのいい町中にもあるのです。

建仁寺にある樹木葬は両足院の境内に


 

建仁寺塔頭両足院の樹木葬地風景2

京都の樹木葬でご紹介している4ヶ所の樹木葬地は、すべてアクセスが良いのですが、特に町中と言えるのは建仁寺の樹木葬ではないでしょうか?「建仁寺ってあの建仁寺?」と思われた方、その通りあの建仁寺です。

建仁寺によく行くけど、そんな樹木葬なんて見たことないと思うかもしれません。樹木葬はお墓です。あまりおおっぴらにお墓感を出すものでもないですし、なんといっても非公開寺の塔頭寺院の中にあるため、外からは見えません。

ちなみに建仁寺の樹木葬について詳しくはこちら

そもそも建仁寺はどこ?という方へ、住所で言えば、京都市東山区です。最寄り駅でいえば、京阪の祇園四条駅です。そうです、八坂神社に行ったり、南座へ歌舞伎を見に行ったりと、人でごった返す祇園です。その駅から徒歩7分程の所に建仁寺があります。

樹木葬が町中にあるのはありがたい


最近のお墓事情を聞くと、お墓が遠いためお墓参りが難しくなった、加齢のためお墓参りするのがしんどくなった。お墓参りに中々行けないので申し訳ない。といった声があがります。

ですがこういった町中にあると、墓参ついでに買い物したり、駅から近いと身体的な負担が少なかったりします。また樹木葬は永代供養のため、中々墓参に行けなくてもお寺が代わりに供養してくれます。そして区画は個々にわかれていても、皆で一つのお墓ということもあり、墓苑が荒れることなく綺麗に保たれます。

より自然に近い、山中にある樹木葬もいいですが、墓参することも考え町中樹木葬も検討してみてはいかがでしょうか?今回紹介したのは京都の樹木葬の一つのである建仁寺塔頭の両足院の樹木葬です。

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