寂しくないお墓【樹木葬案内日記更新】
2024/02/03元旦の能登半島地震から1ヶ月。これまで亡くなられた方が230人以上、避難されている方が1万4000人以上と、被害の大きさがわかります。被害の大きかった地域では、ライフラインの復旧は少しずつ回復しているようですが、水道などはまだ追いついていないようで、その他のライフラインも含め、1日も早い復旧をお祈りいたします。近年自然災害が世界中で頻発し巨大化していますが、地震はいつ来るかわからないので防ぎようがない災害です。災害に備える準備はしつつ、普段の生活を営んでいくことが大切ですね。そんな今週は3組5名の見学となりました。
無縁にならない
すでにお亡くなりのご主人の奥様とそのご主人の妹さんの2人でご見学。夫婦用で検討。ご主人のご遺骨は自宅に保管しており、納骨は急いでいないとのこと。ご夫婦には子供がいないので、無縁仏にならず墓守が必要ないお墓を探している様子。東福寺へは紅葉の頃に来たことがあるが、観光バスや人で凄い人だった記憶。それから来ていないが、家から歩いて1時間ぐらいなので、天気のいい日に散歩で来るのにちょうどいい距離かなぁと。お寺が管理してくれるので無縁仏にならない事、お参りのお花がたくさん入っていて花畑のようで寂しくないなぁなど気に入ったご様子。区画の目途もつけられていたが、この日は決めきれず。急いではいないが、検討して連絡しますとのことでした。
見学された樹木葬地
昔はご近所さん
女性お1人で見学。現在施設に入居されているお姉様のお1人用として検討。今は滋賀に住んでいるが、子供が独立するまでは正覚庵より少し上がったところの住宅街に住んでいたとのこと。ご主人はお亡くなりになっており、東福寺の別の塔頭寺院に納骨している。ご自身もそちらに入るご予定。東福寺のことはよく知っているので不安は全くないが、正覚庵には入ったことはなかったので墓苑やお寺の境内の様子を見て決めようと思ったとのこと。見学いただいて、墓苑や境内の管理も行き届いておりとても安心とのこと。年会費や33年の供養のシステムなどパンフレットも読んできたので理解しているし、ご納得の様子。早々に場所を決めて区画確保。書類の書き方で不明なところがあれば連絡しますとのことでした。
気になった樹木葬地
京都の樹木葬の案内人より
弊社が樹木葬の運営に携わり始めたのが2011年からです。当初の考えでは、樹木葬をご契約いただく方の考え方として、お寺が見てくれるのでお参りに行かなくてもいいと考える方、跡継ぎがいらっしゃらないご夫婦やお一人身の方が多いのかと思っていました。ところが実際は、どこのお寺でもお参りに来る方が多く、いつでも墓苑にお花が供えられていたり、契約いただく方の8割近くの方がお子さんがいらっしゃり、お参りを期待する方も多いご様子です。当初は新しいお墓のカタチということで、スタンダードではなかったのですが、いまやお墓のカタチは樹木葬がスタンダードになっています。時代と共にお墓のカタチもアップデートされていくのです。
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