3寺院の見学【樹木葬案内日記更新】

2024/01/26

先週お伝えのように大寒に入りました。今週半ばから急激に冷え込み、京都市内でも雪が降り少し積もりましたが、日本海側では大雪になっているところも。路面の凍結事故や、高速道路の立ち往生など、大雪で様々な交通機関は麻痺するので、早め早めの対策が必要です。今週の見学案内中も雪に見舞われましたが、雪を背景にしたお寺の景観はそれはそれで素敵なもので、貴重な体験になったのではないでしょうか。そんな今週は5組13名の見学となりました。

正受院-参道
両足院-庭園
正覚庵-筆塚

雪景色の中


3寺院 大阪府在住 夫婦用

お父様と娘さんのお二人で見学。ご夫婦用として検討。お父様は大阪在住。娘さんは東京に。息子さんもいるとのこと。奥様がお亡くなりになっており、夫婦用で樹木葬を探している。奥様は奈良県出身だが、桜や紅葉が好きでしょっちゅう京都に遊びに来ていたとか。なかでも建仁寺と高台寺が好きだったとのこと。東福寺にも夫婦で来たことがあり、とても気に入っていた。他の樹木葬も見たことがあるが、石のお墓のような樹木葬だったのでいまいち。土に直接埋葬する方が母も喜ぶと思うと娘さんは考えている様子。大徳寺から順に下がっていく形で見学。大徳寺にも来たことがあり、本山の佇まいが良いという印象。正受院の参道や墓苑の雰囲気も気に入っていただけたが、雪が吹雪いて墓苑ではほとんど話ができず。それでも佇まいは一番いいと。両足院はやはり建仁寺が一番好きだったので、一番の候補。町中で便利だし、友人も多かったのでお参りにも来やすいのがよいと。正覚庵はモミジがあり桜もあり、自然な雰囲気も一番あって、母も喜びそう。3寺院ともそれぞれ良さがありお悩みに。急ぎではないので、息子さんにも動画を見せて3人で相談して決めていくとのことでした。

正覚庵-白洲屋敷
両足院-前庭

朝日新聞を見て


3寺院 愛媛県在住 夫婦用+墓じまい用

ご夫婦と娘さんとお孫さんの4人で見学。2020年に掲載された朝日新聞記事の切り抜きを持参。現在住んでいるところは過疎地気味で15軒ほどしか家がなく、皆高齢者ばかり。息子さんもいらっしゃるようだが結婚して家を出ており、愛媛に戻ることはないし墓守もできないという意志確認も終えているとか。自分が墓守している墓には両親と祖父母と叔母の5人が納められている。いずれ墓守りできなくなるので、墓じまいをして自分達夫婦と5霊の眠れるところを探しているとのこと。京都に特に思い入れがあるわけではないが、あえて愛媛にすることはないだろうと。京都であれば観光がてらお参りに来てくれるだろうし愛媛よりも来やすい。また墓守をしてくれるお寺もしっかりしているところがいいからと3寺院の見学に踏み切ったとのこと。京都駅からアクセスのいい正覚庵か両足院が気になる様子。墓じまいの事を親戚に相談してからになるので時間はかかるが前向きに検討のご様子でした。

京都の樹木葬の案内人より


 

先日ご案内させていただいたお客様で、7年ぶりに2度目の見学に来られた方がいらっしゃいました。京都の樹木葬は2011年よりスタートしており、これまでに3寺院以外のお寺でも樹木葬の案内をしておりましたので、数えきれないほどのお客様の対応をしており、正直お顔を覚えていなかったのですが、、、お客様は覚えていてくださったようです。見学したあと、まだ早いと思ってすっかり放ったらかしになって忘れていたとのことで、連絡くれればよかったのにと。どうやら、他のお墓を見学された際にそちらからは定期的に連絡があったようで、それはそれで面倒くさいけど何もないと忘れちゃうよと。弊社は樹木葬の販売ではなく、あくまでお寺さんの樹木葬とお客様とのご縁を繋いでいる会社で、セールスをしているのではないので、こちらから営業電話などは一切していないんですとご説明し納得していただきました。とは言うものの、お客様のように見学したけどまだ早いと思って忘れちゃうという方は一定数いらっしゃると思うので、年に1回くらい「樹木葬通信」のようなDM案内をお送りするのもいいのかもしれないですね。

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