樹木葬はお盆の時期にもお参りするの?

2024/07/23

お盆といえば、お墓参りをイメージするかたが多いと思います。京都に住んでおられるかたは五山の送り火を思い浮かべるのではないでしょうか。
弊社では、京都の大本山 塔頭寺院での樹木葬をご紹介しているわけですが、樹木葬でのお盆の扱いはどういったものになるのでしょうか?従来のお墓と同じ考えでいいのでしょうか?

結論から申しますと、樹木葬も従来のお墓と同じで、亡くなった人を”埋葬”するお墓ですので、従来のお墓と違うとは思わず同じようにして貰えればと思います。従来のお墓が墓石を墓標としてましたが、活きた樹木が墓標になっただけです。

お盆のお参りについて

お盆は8月の13日~16日が一般的ですので、この期間についてお話しします。(東京や一部地域では7月13日~16日にお盆を迎えるところもあるようです)

お盆とは、ご先祖様があの世から現世に来ている期間なので、お墓にはおられません。
お盆期間中のお参りとその意味について解説します。

8月12日

8月13日にご先祖様をお迎えする前準備としてお墓掃除をします。
樹木葬なら、墓苑の周りの落ち葉など拾って綺麗にしておくといいかもしれません。

8月13日

この日がお墓参りに最も良いと言われています。盆の入りです。ご先祖様が迷わず来れるように、迎え火を焚く風習もあるようですが、樹木葬での火気は危険ですので、好きなお花をお供えするのが良いかもしれません。

8月14日、15日

この期間、ご先祖様はお墓にはおられず、留守の間は仏さまがお墓を守ってくれています。
つまり、この期間のお参りは、仏様への感謝の意味を込めての「留守参り」になります。

8月16日

ご先祖様があの世へお帰りになられます。その道中の無事を祈ります。京都なら大文字の送り火でお見送りです。京都在住の方であれば、お墓参りより五山の送り火をゆっくりと眺めながらお送りするのが一般的かもしれません。

樹木葬であっても、特別なお盆にする必要はなく、いつもどおりのお盆を過ごして貰えればと思います。

墓石がなく個別区画自然に還る、京都大本山の樹木葬

東福寺 塔頭 正覚庵

建仁寺 塔頭 両足院

大徳寺 塔頭 正受院

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