樹木葬はお盆の時期にもお参りするのか?

2019/08/06

お盆のイメージはお墓参りと、京都に住んでいるので五山の送り火です。では樹木葬の場合、お墓参りはどうするのでしょうか?従来のお墓と同じ考えでいいのでしょうか?ちょっと考えてみます。

樹木葬はお墓


樹木葬も従来のお墓と同じで、亡くなった人を"埋葬"するお墓です。なので従来のお墓と違うとは思わず同じようにして貰えればと思います。従来のお墓が墓石を墓標としてましたが、活きた樹木が墓標になっただけです。

お盆は13日から16日なのでその間に


お盆はだいたい8月の真ん中13日~16日が一般的だと思うので、この日について話します。(東京や一部地域では7月13日~16日にお盆を迎えるところもあるようです)

そもそもお盆はご先祖様がアッチからコッチに来ている期間なので、お墓に居ないはずです。なのになんでお墓参りするのかなあと思っていました。だけども実はそれぞれに意味があったのを知った時、お墓参りに対する思いも変わりました。

12日

あれ13日~16日って書いたばかりなのに12日の話?と思うかもしれませんが、前準備としてお墓掃除をするようです。家族、親戚がお墓参りも来るでしょうし、何よりご先祖様をお迎えする準備の掃除ですね。

樹木葬なら、墓苑の周りの落ち葉など拾って綺麗にしておくといいかもしれません。

13日

この日がお墓参りに良いと言われています。盆の入りです。ご先祖様が迷わず来れるように、迎え火を焚く風習もあるようですが、樹木葬では火気は駄目です。好きなお花でもお供えするのが良いですね。

14日・15日

ご先祖様はお墓にはいません留守です。留守の間は仏さまがお墓を守ってくれているようです。感謝の意味の「留守参り」になります。

16日

ご先祖様が帰ります。コッチからアッチへ行かれます。その道中の無事を祈ります。京都なら大文字の送り火でお見送りです。京都の樹木葬なら、お墓参りより五山の送り火をゆっくりと眺めながらお送りするのが一般的かもしれません。

樹木葬だからって、特別なお盆にする必要はなく、いつもどおりのお盆を過ごして貰えればと思います。

カテゴリー一覧

タグ一覧