樹木葬の種類っていっぱいあってよくわからない?【里山型と都市型の違い編】

2019/07/25

樹木葬って気になる、なんだろ?って思った時、まずは調べましょう。ググるといった言葉もあるようにまずは検索です。私はgoogle派なので、まずググります。多分「樹木葬」だけでは、色々な単語が出てきて、何がいいのか?何が正解なのかわからないと思います。

特に樹木葬は種類、バリエーションが増えてきており、言葉も増えてきています。その中の大まかなジャンルについてご紹介。

樹木葬の種類

里山型樹木葬


日本で初めての樹木葬はこの里山型樹木葬となっています。

都市部から離れた郊外の山林などで行う樹木葬です。自然に生えている木の下、若しくは埋葬した後に植樹するなど、自然に近い方法です。環境保護等の目的もあるため、自然をそのまま活かす方法となります。できるだけ人工物を使わないようにしており自然に還るため、自然回帰の志向が強い方は、この里山型がおすすめです。

都市型樹木葬


京都の樹木葬で紹介している4ヶ所の樹木葬地はこのタイプになります。

霊園や墓地の一部に生きた樹木を墓標としたシンボルツリーがあり、その周囲に埋葬する方法です。アクセスの良い霊園やお寺にあることが多いが、埋葬方法が様々で、骨壷のまま埋葬するなど、樹木葬でも、自然に還らない方法を取っているところも少なくありません。

京都の樹木葬では例外なく自然に還る方法で埋葬されます。詳しくは納骨についてを御覧ください。

それぞれのメリットデメリット


里山型メリット

より自然に近い方法なので、自然との一体感、自然環境に配慮しているので環境保護といった地球に優しい葬法です。

里山型デメリット

アクセスが悪い場合が多い。都市部から離れた山林での樹木葬のため、交通が不便。自然を大切にした埋葬なので、墓参する時、どこに埋葬したかわかりにくい。従来のお墓みたいに綺麗に管理しているわけではなく、あくまで自然の中に溶け込む。

都市型メリット

アクセスが良い。里山型の反対でアクセスの良さを売りにしている所も多くあり、墓参しやすい環境になっている。最近は庭園型やガーデニング型など、花や木が美しく咲いて整えられたものが多いので、墓参しながら散歩するような感覚なものも多い。

都市型デメリット

上記のようにガーデニング型などは、樹木葬と言っていても自然に還らなかったり、「樹木葬風」といった紛らわしいものも少なくない。そのため従来のお墓の墓石の形が代わっただけのものだったり、注意しなければならない。

都市型の中でも枝分かれ


上記のガーデニング型だとか、公園型などは、里山型と真反対の整備された空間作りが売りとなっていますが、実は墓標が墓石であって、石のプレートであったりする場合もある。そうなると従来のお墓とほとんど変わりがなく、樹木葬とは言えないものもあるので注意する。

京都の樹木葬では、どれもシンボルツリーとして樹木があり、土の中に眠る樹木葬となっています。ガーデニングでも、公園型でもありませんが、しいていえば寺院型樹木葬地です。大本山塔頭の寺院のため、廃寺になる心配がなく安心してご利用いただけます。

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