こんな時代だからこそ生前準備で安心を得る【樹木葬案内日記更新】
2021/01/29冬の午前中の見学は空気が澄んでいてとても気持ちがいいものです。青空を見ているだけで爽快です。ただ気温が上がっていないので少し寒くはなりますが・・・ちょっとした晴れ間にお寺の中の凛とした空気感がなんともいえない心地よさを感じさせてくれます。そんな季節を楽しめた今週は3組5名のご見学となりました。
病気をしてはじめて知ったこと
ご夫婦で見学にこられました。奥様が1年ほど前まで長く入院していたことと、現在のコロナの状況もあり、お墓を意識するようになったとのことでした。退院するまでは名古屋に住んでいたが、二人とも元々京都出身。奥様は大徳寺近くに住んでいたこともあり、退院してから大徳寺近くに引っ越されたご様子。
子供は息子が一人いるが、海外勤務なので現在は帰ってくるのも大変な状況。元気なうちにお墓を決めておきたいのと、墓守は大変なので、継承を前提としない永代供養で考えていたところ、大徳寺の樹木葬を知り見学に来られました。
自然に還ることや、自分たちが元気なうちは年会費が必要だが亡くなったら自然退会というシステムも大変わかりやすく気に入っていただけたご様子でした。病気をされて初めてわかったのが、身体が動くうちに決めれることは決めていくことが大事。身体が動かなくなってからでは遅いと、あらためて考えさせられたとのことでした。
気に入られた樹木葬地
正受院
早いに越したことはない
男性お一人で見学。広島に父が入っているお墓はあるが、跡を継ぐものがいないので母が亡くなったら墓じまいする予定。妹が2人いるが、嫁いでそれぞれ遠方なので負担をかけたくない。自分と母用にするか、墓じまいするときに父と一緒にするか、墓じまいして父と母も京都に連れてくるか、まだ決めていない。まだ60前なので急いではいないが、何があるかわからないので準備はしておきたい。こんな時代だからこそ早いに越したことはないとのこと。妹とも相談して、場合によってはオンラインで妹にも見学してもらうかもとのことでした。
気に入られた樹木葬地
両足院
京都の樹木葬の案内人より
今年最初の案内日記で、京都の樹木葬では生前準備される方が87%という内容を書かせていただきました。その後、緊急事態宣言が出されたこともあり、不要不急の外出は避けるだろう、急いでお墓を準備する必要のない方など、生前準備する方は減るだろうと予想しておりました。
逆に既に親族を亡くされ、納骨する場所を探している方が中心に見学に来られるようになると予想していたのですが、実際は生前準備で考えられてる方々がほとんどです。こんな状況だからこそ、いつ何があってもいいように、何かあったときに子供の負担にならないようにと考えられている方が多いようですね。
見学は感染対策を実施したうえで、個別案内のみとさせていただいております。また、オンラインでの見学を希望される方も増えております。皆様が安心・安全で見学ができ、良いお墓選びができるよう、スタッフ一同全力でサポート致します。
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