樹木葬セミナーから【樹木葬案内日記更新】
2024/03/08今週は二十四節気で言うと雨水(うすい)から啓蟄(けいちつ)へと変わる時期です。雨水は雪から雨へと変わり雪氷がとけ始める頃という意味で、啓蟄は冬ごもりをしていた虫たちが土の中から出てくる頃という意味です。今年は2月中旬にかなり気温が上昇し、4月並みの最高気温を記録したりと、3月に入ってからの方が体感で寒い気がします。2月に間違えて出てきた虫が再び冬眠してそうな気配すらありますね。そんな今週はセミナー参加者も含めて13組25名の見学となりました。
セミナーより
2月29日、3月3日に両足院にて樹木葬セミナーを開催しました。今回も、ご夫婦で参加される方や、ご家族で参加される方もいましたが、お一人でという方が多かった印象です。年代的には平日の29日は60代、70代、80代。日曜の3日は20代、50代、70代、80代などわりと幅広い世代の方にご参加いただきました。見学の際にも、疑問に思われていることなどたくさんご質問いただき、自分では思いつかなかった質問なども聞けて参考になった方もおられたものと思います。普段の個別見学とは違い、皆さんで考えたり意見を共有できる良い場になったのではないでしょうか。お墓じまいを真剣に考えて質問される方もいらっしゃれば、早速区画の場所を検討されている方も。また、東福寺や大徳寺の樹木葬も見てみたいと興味を持たれた方もいらっしゃいました。墓じまいを含め、お墓のことでお悩みがある方はいつでもご相談ください。
見学された樹木葬地
イメージにぴったり
女性お一人で見学。ご夫婦用で検討。先日の両足院セミナーにご参加いただき、早速東福寺正覚庵も見てみたいとのことで見学に。ご主人は昨年お亡くなりに。ご主人はご自身で購入したお墓が比叡山にあるが、お参りに行くのも大変だし、お子さんも関東に住んでいるので、樹木葬で負担がかからないようにしたいと考えなおし、お墓には埋葬しなくていいと言っていたとか。当時はすぐに樹木葬を見学に行く気になれなかったが、1周忌も近くなってきたのでそろそろとお考えに。まずはセミナーで話を聞いて諸々安心された様子。両足院は場所がいいと思ったが、東福寺の方が木々に囲まれている感じがしたので気になったとのこと。実際ご見学いただき、墓苑も広く木々に囲まれて樹木葬のイメージにぴったりと。娘さんにも相談して検討しますとのことでした。
気になった樹木葬地
京都の樹木葬の案内人より
見学にお越しいただいた方でよくある質問ですが、墓所に名前を刻みたいけどプレートが見当たらない。後からプレートを置くのですか?という質問もございます。京都の樹木葬では、墓苑内に石のプレートは配置しません。自然環境の中で自然に(土に)還るという禅の死生観を大事にしておりますので、できるだけ人工的なものは使わず、自然を損なわない景観に配慮しております。そのため、墓苑傍に名前と区画番号を彫刻できる墓碑銘板を準備しておりますので、希望者にはそちらに名前を彫刻することができるようになっております。これも京都の樹木葬の特徴の1つといえます。
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