土に還るということ【樹木葬案内日記更新】

2021/08/27

先週までとは一転して快晴の1週間。気温も35度を超える日もあり、残暑というよりは再び夏がやってきたという感じです。陽射しがキツイと苔にとっては厳しい環境になります。どうしても部分的に茶色くなってしまうのですが、まとまった雨が降ればまた元の緑に戻っていきます。今週来週と暑い日が続きそうなので、朝夕の水やりは欠かせないですね。今週は2組4名のご見学となりました。

両足院-前庭
両足院-墓苑

大好きな建仁寺で


建仁寺栃木県在住 母と自分用

資料請求をいただいた際はご健在だったお母様が亡くなられ、Zoomを利用した「おんらいん見学」で両足院の見学。お母様は建仁寺が好きだったとのことで、母と二人でよく来ていたご様子。もう長くないと分かっていたので、ご縁の多い京都で土に還りたいと探し始め、建仁寺で樹木葬があることを知り資料請求をした。先週、お亡くなりになったとのことで、納骨は急いではいないがすぐに行ける距離ではないので、「おんらいん見学」に。静かなお寺がいいので観光の方が来ないところがいいと言われていたので、通常一般非公開のお寺であること。そして、特別公開の際も本堂やお庭までなので、墓苑は静かとお伝え。両足院は格式が高いが温かみがあると気に入ったご様子でした。

正覚庵-庭
正覚庵-墓苑

重要なことは自然に還ることとアクセス


東福寺大阪府在住 夫婦用

ご主人を亡くされて夫婦用として娘さんとお孫さんと3人で見学。3年ほど前に亡くなっているが、そろそろ納骨をと思い探し始めているとのこと。自然に還るというのがいいと思い樹木葬を探しているが、お墓のようなものが多くてなかなかココというのが見つからなかった。アクセスも重要なので、色々考えた結果、東福寺がいいとなったご様子。墓苑の雰囲気も気に入ったご様子で、区画をどこにしようか随分悩んでおられましたが、一度帰って相談して決めますとのことでした。ご納骨の日程も同時に進めていくことになりそうです。

京都の樹木葬の案内人より


 

今週はタイトル通り「土に還る」というのが見学された方々のテーマでした。「樹木葬=土に還る」。たぶん、こう考える方が多いと思います。もちろん、間違いではないのですが、そこには色々な要素が絡んできます。土に埋葬されるのか?骨壷のまま安置されるのか?その場所で自然に還るのか?一定期間後、その場所から合祀墓に移して自然に還るのか?個別の場所なのか?最初から合祀なのか?樹木葬といっても様々なタイプがあります。見学に行かれた際は、その辺りをちゃんと聞いて、自分が入る場所として、あるいは自分がお参りに来る場所として、どのようなものがいいかじっくり考えることが重要です。ご見学にお越しいただいた皆様には、自分に合ったお墓探しができるよう、様々な疑問・質問にお応えさせていただいておりますので、お気兼ねなくなんでもお聞かせ下さい。

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