樹木葬の納骨とは?お骨の埋葬について
2024/11/09一般的な石のお墓へご遺骨を埋葬する場合は、骨壺に入った状態で納骨することが多いですが、今回は樹木葬での納骨方法についてご紹介します。
樹木葬の納骨は色々な種類がある
樹木葬は実のところ多くの種類があり、場所や見た目、運営組織も様々です。そして、納骨方法についてもいくつか種類がありますので、ご紹介します。
樹木葬の種類については別の記事で紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
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お骨が自然に還るか、還らないか
樹木葬はご遺骨が自然に還る「自然葬」の一種です。しかし、「このお墓は樹木葬です!」と名乗るにあたっての審査基準やガイドラインがないため、”ご遺骨が自然に還らない”タイプの樹木葬(?)も存在します。お骨を自然に還すか、還さないかは、樹木葬の利用者やご親族の考えや好みによって賛否があるかと思いますが、自然に還す場合は、お骨が土に触れる形で埋葬することになるので、後からお骨を取り出すことができないことが多い点に注意が必要です。
個別区画への埋葬か、合祀(合葬)か
合祀タイプは他人のお骨と同じ場所にまとめて埋葬する形式です。
お骨を埋葬する区画は、他人のお骨と混ざらない”個別区画”の樹木葬が比較的人気ですが、合祀(合葬)タイプの樹木葬は個別区画タイプと比べて安価なことが多いため、一定の需要があります。
粉骨が必要か、不要か
納骨スペースをできるだけ確保するためであったり、短期間でお骨を土に還すことを目的に、ご遺骨を粉骨することが前提になっている樹木葬もございます。この場合、別途粉骨料がかかってくる場合があります。
※散骨の場合は粉骨(直径2mm以下)が義務付けられています。海でなく山林であっても、「埋葬」ではなくお骨を”撒く”行為は、樹木葬ではなく散骨扱いになります。詳しくは、下記の記事でご説明しています。
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納骨式について
納骨式とは、墓地にご遺骨を埋葬する際に行う法要のことです。お墓(樹木葬地)を管理している組織がお寺の場合は、そのお寺の住職による法要(お経)である場合が殆どですが、宗教法人が運営管理していない霊園の場合は、普段お世話になっているお寺の住職を招き、お経をあげてもらうことができることもあるようです。
※お寺の住職に納骨式でお経をあげてもらう場合、お布施として失礼のない金額をお納めすることが多いです。
また、樹木葬は宗旨宗派を問わず利用できることが殆どですので、管理しているお寺の宗派と異なる方や、お寺との関わりをできるだけ避けたい方は、納骨式を執り行わず、埋葬作業(納骨)のみを行う方も多くいらっしゃいます。
いかがだったでしょうか。埋葬や納骨の方法はそれぞれの樹木葬によって異なりますが、ホームページや資料請求の資料などに、納骨方法を詳しく書いているところは多くありません。気になる樹木葬地があれば、運営管理している組織や管理会社にお問い合わせください。
弊社がご案内する京都の樹木葬でのご納骨については、下記のページで「準備物」「費用」「流れ」などを詳しく説明しております。
弊社がご案内する 京都大本山 塔頭寺院の樹木葬
東福寺 塔頭 正覚庵
建仁寺 塔頭 両足院
大徳寺 塔頭 正受院
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