墓じまいをして樹木葬に納骨する 【樹木葬案内日記更新】

2020/12/18

日増しに寒くなってきましたが、今週は8組18名のご見学がありました。京都でも雪が降ったりと、一気に冬を感じました。

正受院2020年秋の供養祭のお花

子供に負担を掛けないお墓探し


東福寺京都府在住両親と自分用

女性お一人でご見学にお越し頂きました。すでに埋葬している父のお墓を改葬して樹木葬にすることを希望されており、改葬についてのご相談しながら、樹木葬地をご案内しました。お母様が今年お亡くなりになられ、お父様はすでにお墓に納骨されていました。そのお墓が不便な場所にあり、だんだんとお参りが大変になってきたとのことでした。お母様は亡くなる前に石の下のお墓には入りたくないと仰られたようで、それなら樹木葬にしようと思い、京都で探し始めたら、意外にすぐ近くにあることを知り見学の申込をされました。大徳寺から歩いて10分ほどに住んでいらっしゃり、「ここだとお参りにも便利だし、石の下でもないので母も喜ぶ。」またお父様のお墓の改葬は春頃を予定しており、すでにいまの墓所の管理者にも連絡済みとのことでした。ご本人も子供がいないので、兄弟に負担をかけないよう、永代供養の樹木葬にしようか検討して、両親用と自分用にも決めようかと悩まれてました。

正覚庵の樹木葬の法要祭の時の墓苑
建仁寺の法堂と青空

生前準備で樹木葬が良いと


東福寺京都府在住両親用

姉妹でご見学にお越し頂きました。「父が最近亡くなり母は高齢で大阪で独り暮らし。母は普通のお墓を希望しているが、父が亡くなる前に生前準備で相続や税金、葬儀のことなど全部手配してくれており、お墓に関しても自分たちに負担がかからないよう樹木葬がいいと言って探し始めたところだった。」と仰られていました。両親は結婚当初、東福寺の近くに住んでおり姉妹も子供の頃はこの近辺でよく遊んでいたので思い出深い場所だったそうです。樹木葬のシステムでは年会費が契約者が没後自然退会となり費用負担が無くなることや、合同供養祭に参加できなくても供養は続くし、お参りにはいつでもいけることなど、大変気に入っていただけた様子でした。東福寺の中で3カ寺見学し、墓苑の雰囲気が一番樹木葬のイメージとマッチしているということで正覚庵に決められました。

京都の樹木葬の案内人より


 

正覚庵の座禅イメージ

このところ相談で多いのが、墓じまいについて。いまあるお墓を改葬して樹木葬に持ってきたいけど手続きはどうすればいい?など、ご相談が増えてきました。京都の樹木葬では、直接的な墓じまいのお手伝いはできないのですが、アドバイスや場合によっては専門の業者をご紹介することはできます。お墓が不便な場所にあってお参りにいけない、後を継ぐ者がいないので自分の代で何とかしなきゃいけない。など、お墓じまいを悩まれている方は多いようですね。京都の樹木葬各寺院とも、墓じまい後のお骨の受け入れはもちろん可能です。ご相談いただければ親身にアドバイスさせていただきます。

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