樹木葬の定義ってなんだろう【樹木葬案内日記更新】
2021/02/05今年の節分は2月"2"日?!通常「3日」だと思ってる方が多いと思いますが、本来立春の前日が節分に当たるそうで、3日でなくなるのは1984(昭和59)年2月4日以来37年ぶり、2日になるのは1897(明治30)年2月2日以来124年ぶりのことだそうです。立春・節分を過ぎたら寒さも和らいでくると考えると、少し気が楽になりますね。今週は2組3名のご見学となりました。
町中にあっても自然を感じられる墓苑
昨年ご主人を亡くされた奥様とその娘様とお2人でご見学にお越しくださいました。今年の6月くらいにご納骨を考えているので、それまでにお墓を探しておきたいとのこと。お墓を選びの条件として墓石のお墓以外を希望しており、樹木葬、永代供養墓、納骨堂など全般探されていらっしゃいました。自宅からのアクセスは京阪が便利なので、京阪電車で行きやすい東福寺と建仁寺の両寺院のご案内でした。
今まで色々な樹木葬も見て回ったが、石のプレートを置くタイプのものが多く、お墓と変わらない感じがしていたが、京都の樹木葬は自然な雰囲気の中で埋葬される場所なので大変良い印象を受けていただけました。また、大本山塔頭にあるという安心感も大きいとのこと。繁華街にあって便利な建仁寺もいいし、自然な雰囲気が素敵な東福寺も良かったので悩まれているご様子でした。
樹木葬マイスター?
女性お一人でご見学にお越し頂きました。2019年1月に女優の市原悦子さんが亡くなられて樹木葬に埋葬されたニュースを見て、自分も樹木葬がいいと思い全国の樹木葬を見て回っている。1999年初めて樹木葬を始めた岩手県の祥雲寺、市原悦子さんも眠っている某寺、一番最初に都市型の樹木葬を始めた町田いずみ浄苑など。京都にあるのも知っていたが、急いでいるわけではないので、東北・関東・中部と見て回り、昨年初めに広島や山口なんかも見て回ったが、その後のコロナの状況で一時中断していた。今年に入って、知人から京都の樹木葬が朝日新聞に載っていたことを聞き、区画が無くなる前に見ておきたいと思い見学にこられました。現在ご案内している全4寺院とも見学され、それぞれの特徴の違いなどとても気に入られたご様子。最近の流行である、なんちゃって樹木葬を完全否定されており、自然の中で自然に還れる場所を探されているとのこと。こんな町中でも、自然環境があって自然に還れる樹木葬があったなんて一番最初に来ればよかったと話されていました。
気に入られた樹木葬地
すべての樹木葬
京都の樹木葬の案内人より
初めにも書かせていただきましたが、今年の節分は2月2日。理由を知っていた方もいるとは思いますが、多くのみなさんは2月3日が節分だと思っていたのではないでしょうか?当たり前だと思っていたことが実は違った。これはよくあることだと思います。樹木葬のイメージ。皆さんは最初どのように思い描いてるのでしょうか?多くの方が、その言葉のイメージから自然の中で自然回帰のようなイメージを持つのではないでしょうか?それとも、最近は様々な媒体から情報が届けられているので、全く違ったイメージをすでに持っている方も多いのかもしれません。当たり前だと思っていた樹木葬が実は違ったなんてことも。この近年、すごい勢いで全国に樹木葬が広がっています。ほとんど石のお墓だけど樹木葬。ほとんど納骨堂だけど樹木葬。樹木葬と言ってもその形は様々です。自分に合った形の樹木葬を自分の目で見て最良の選択をしていただければと思います。
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