どちらにしようか悩みます【樹木葬案内日記更新】

2021/11/19

今週もお天気の良い日が続いており、日中は20℃を超える日も。先月半ばくらいには今年の紅葉は早いかもなんて言っていましたが、例年並みかやや遅いピークになるかもしれないですね。平日はまだそこまで観光の方も多くないですが、やはり週末はどっと混むようになってきました。見学もやはり週末に重なることが多いのですが、毎週だいたい同じぐらいの数で推移しています。今週は9組13名の見学となりました。

両足院-墓苑
正覚庵-墓苑

三人一緒に


建仁寺・東福寺山口県在住 夫婦と娘用

ご夫婦で見学。10年前に亡くなった娘さんと自分たち夫婦用として検討。娘さんは京都の大学を卒業し京都で仕事をしていたが、病気で10年前に亡くなられたとのこと。京都が好きで、お母様はよく京都まで来て一緒にお寺巡りをしたりしていたとのこと。ずっと骨壷で自宅で一緒にいたけど、10年経つのでそろそろ納骨先を探そうとなり、娘が好きだった京都にし、自分たちも京都に引越しを考えているとのこと。最初に建仁寺を見学。建仁寺も何度か娘と来たことがあり、花見小路もよく一緒に歩いたと思い出し涙されていました。両足院は来たことがなかったそうで、墓苑までの枯山水の庭園や本堂前庭などの景観にすごく惹かれておられるようでした。墓苑のイチョウとケヤキに見守られている神聖な感じも気に入ったと。次に、東福寺へ。東福寺は何度も紅葉を見に来たそうで、たまたま筆供養も見たことがあり正覚庵は知っていたとのこと。こちらも墓苑の自然な雰囲気や広さを気に入られたようで、どちらも捨てがたいと。永代供養のシステムなど大変わかりやすく、どちらも思い出のあるお寺なので、三人一緒でどちらかのお寺にしようと思うとのこと。来年春先に引越す予定で動いているので、それまでには決めていきたいとのことでした。

正受院-山門
両足院-本堂

近い思い出、遠い思い出


大徳寺・建仁寺東京都在住 母親用

姉妹で見学。母のお墓として検討。母が最近亡くなり、以前から樹木葬がいいと言っていたがコロナもあってなかなか出かけづらく、結局本人は見に行けないままだった。お姉さんは東京、妹さんは滋賀。母は京都生まれだが結婚して長く東京に住んでおり、姉妹も東京で生まれ育った。母方のお墓が京都にあったので、いつも京都には来ていたが、数年前に墓じまいして永代供養に。それでもコロナ前までは毎年京都には来ていたとのこと。母はお茶を習っていたので、大徳寺が好きでよく行っていた建仁寺は生家が近いらしく、よく境内で遊んでいたらしい。大人になってからよく行っていた場所か、子供の頃の思い出の場所か。どちらかにしてあげたいと見学に。東京から来るには大徳寺は少し不便だが、わざわざお墓参りに行くのでその距離感も悪くはないと。これが田舎の山の上とかなら大変だけど、そうじゃないのでと。一方、建仁寺は祇園の中心だけあって便利ではあるし、他の用事がすべて片付くのもいいと。どちらも母の縁なので悩む。自分たちの思いも含めて検討し連絡しますとのことでした。

京都の樹木葬の案内人より


 

このところ関東方面やそれ以外でも遠方の方の見学も増えてきております。紅葉のついでという方もいらっしゃるかもしれません。コロナで足を運べず見学に来れなかったという方がたくさんいらっしゃいます。なかには、見せてあげたかったと。この先は誰にも分かりませんが、いま現在はコロナも落ち着いているように思います。この機会に、後悔のないように、良い思い出作りでもいいので、ぜひご見学にお越しください。11月23日は東福寺正覚庵で筆供養という年1回の大きな催しがあります。全国から使い古した筆や鉛筆などを集め、護摩焚きするのです。その煙を浴びると筆が上達するとか。その日は、一般の方も拝観自由となっております。ただし、墓苑へは入らないよう注意書きがございます。ご見学はご予約の上、弊社スタッフがご案内させていただきます。23日も時間によりますがまだ空きはございますので、ぜひ筆供養の雰囲気も確かめに来られはいかがでしょうか。

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