近所なのに【樹木葬案内日記更新】

2022/06/17

今週は横浜でフューネラルフェアという葬送業界の事業者による自社製品やサービスの展示会があり、2019年以来久しぶりに行ってまいりました。葬送業界の展示会はもう一つエンディング産業展というのが東京ビッグサイトで8月にあります。フューネラルの方が老舗なのですが、エンディング産業展は規模も大きく新規参入の企業などはそちらに参画することが多いようです。今回久しぶりに行ってはみたものの、真新しいサービスなどは見当たりませんでした。樹木葬に限らず、様々なタイプのお墓も増えてくると思うので、情報収集は大事ですね。そんな今週は8組17名の見学となりました。

正受院-山門
正受院-墓苑

生まれも育ちも紫野


大徳寺京都府在住 夫婦用

友人と2人で見学。昨年亡くなられたご主人とご自身の夫婦用として検討。たまたま友人が大徳寺を歩いていて、正受院の山門に掲示しているポスターを見て樹木葬があることを知ったとのこと。元々生まれも育ちも大徳寺から徒歩10分圏内で、結婚してから30数年離れていたが10年ほど前に戻ってきて夫婦で生活していたとのこと。大徳寺はよく歩いていたが、正受院は拝観できないお寺だと知っていたので樹木葬があることは全く知らなかった。娘さんが東京と大阪に2人いて、どちらも嫁いでいるので負担をかけたくないと考えている。ご主人が亡くなられてからお墓探しを始めたが、すぐに納骨する気にはなれず、またコロナのこともあったので一旦探すのをやめていた。1周忌が近くなってきたので、そろそろ納骨も考えようと思い、探し始めたところだった。納骨堂も考えているが、正受院のお寺の景観や墓苑の雰囲気、永代供養のシステムなど話を聞いて安心され、娘さんにも見てもらいたいと前向きに考えられるようです。

両足院-前庭
両足院-墓苑

縁を感じる建仁寺


建仁寺京都府在住 夫婦用

女性お一人で見学。夫婦用を検討。ご夫婦は建仁寺のお近くに住んでおられるとのことで、両足院にも来たことがある様子。子供は息子さんが2人。2人とも京都に住んでいる。子供も孫も建仁寺の近くの保育園に通っていたそうで縁を感じておられる。ご主人のお母様が最近亡くなられたとのことで、お骨はご自宅に。ご主人は次男だが、亡き母親と自分たち夫婦がお墓の面倒を見てきたとのこと。お墓は先祖代々よくわからない方々もいれて5基あり、最近お寺の住職が代わり全く知らない人になったこともあり、これを期に墓じまいをして、なじみ深い建仁寺の樹木葬に移りたいと思っている。自分たち夫婦は樹木葬で1区画2人用、母親と先祖代々(5基)は最初から永代供養の合祀墓を希望。ご自身は樹木葬地の雰囲気や墓じまいが必要ないこと、息子に負担を残さないことことが大変気に入り前向きに検討される様子。夫や息子にも現地を見てもらい、区画を決めるかもしれないとのことで、その際は事前に弊社に電話くださいとお伝えし。

京都の樹木葬の案内人より


 

京都の樹木葬でご案内している塔頭寺院は基本的に非公開のお寺となります。特別公開してる時期もありますが、普段は拝観できないお寺です。そのため、お墓があると知らない方も多いようです。建仁寺両足院は、時期によっては特別拝観やイベント展示会なども開催してることがありますので、逆に非公開だと知らない方もいらっしゃいます。ですが、お墓はお庭の奥にあるので樹木葬があるというのは気付かないと思います。拝観時に樹木葬のパンフレットも置いておりますので、ご覧になられた方からの問い合わせはちらほら。基本的に見学は事前の予約制となっております。土日祝は予約で埋まってしまうことも多々ございます。前日の申し込みでも間に合うこともありますが、ご予約は余裕をもってお早めにお願い致します。

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