墓石の下には入りたくない 【樹木葬案内日記更新】

2020/11/24

今週(11月14日~20日)の樹木葬のご見学は5組6名の方がお越しになりました。紅葉のシーズンは、お寺全体が華やかになり、墓苑の雰囲気も変わります。コロナ禍で観光客が少なく寂しさもある反面、ゆっくりと落ち着いてご見学頂くことができました。

正受院の樹木葬の墓苑風景

自分も一緒にして2人用にしようかな


大徳寺京都市在住母用

兄妹でお母様の墓所を探し検討するためご見学。大徳寺近くにお住まいだったので大徳寺のみの見学でした。
昨年末にお母様が他界され、父は別のお寺でお墓があるが、お母様は墓石の下に入りたくないと言っていたとのこと。大徳寺は散歩コースでよく歩いていたので、大徳寺で樹木葬ができるというのを知ってすぐにご見学をお申し込み頂きました。宗派の違いのことや、納骨時にお経を読まなくてもいいかなど、樹木葬に関する具体的な質問やご相談を頂きました。当初はお母様1人の墓所として考えていらっしゃいましたが、妹さんが自分も一緒にして2人用にしようかなと悩んでおられました。

両足院の樹木葬の墓苑風景

建仁寺は阪急だと便利


建仁寺神戸市在住自分用

京都が大好きで春夏秋冬遊びに来ていらっしゃる方をご案内しました。神戸からだと阪急を使い1時間程で河原町まで着くので便利だと仰られていました。今年はコロナの影響であまり来れなかったけど、自分もいつコロナになるかわからないし、1人暮らしで娘は東京に嫁いでるのでお墓の準備は早めにしようと思いご見学に至ったのこと。両足院には何度か特別拝観に来たご縁もあり、こんな便利な場所で素敵なお庭のある由緒あるお寺で眠れるのは安心と仰られていました。ここだと、娘も観光のついでに来てくれそうと喜ばれていました。

京都の樹木葬の案内人より


 

両足院の秋の供養祭の墓苑風景

京都の樹木葬では東福寺、建仁寺、大徳寺の中に全部で4ヵ所の墓苑がありますが、大徳寺だけ、建仁寺だけと決めて見学される方が多くいらっしゃいました。お母さまの墓所として見に来られた方は説明を聞いてるうちに、自分も一緒に入ろうかと悩まれていました。宗派の違いや、納骨時の法要についてなど、不明な部分をご質問頂きました。京都の樹木葬では、それまでの宗旨宗派は不問となっています。また納骨時に法要する場合は、臨済宗の教義に則って執り行いますが、法要は必ずしなければならないわけではなく、納骨だけを行う方もいらっしゃいます。樹木葬は2人用で一緒に入られる方が親族じゃないとダメという制限はございません。もちろん、ご夫婦や今回のように母と娘でご契約されてる方もたくさんいらっしゃいます。また実際にお友達同士など血縁関係がなくてもご契約頂いた方もいらっしゃいます。一般のお墓では断られるケースでも柔軟に対応しているのも樹木葬の特徴です。

ご案内は、ただ墓苑をみるだけでなく、質問や相談なども、随時して頂けます。墓苑の説明中でも疑問に思ったことは、いつでもご質問頂ければと思います。

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