行きやすさで選ぶか、思い入れで選ぶか【樹木葬案内日記更新】

2021/02/26

まだまだ寒さが残り、早く暖かくなってほしいと願う日々ですが、一方で花粉の飛散量が増えつつあり目のかゆみ鼻水に悩まされる日々も近づいてきたと覚悟を決める2月の末。各寺院では梅の花が綺麗に咲いていた今週は、6組11名のご見学となりました。

どれも魅力的で悩んでしまう樹木葬


東福寺建仁寺京都府在住夫婦用

80代のお母様と娘様のお二人でご見学。建仁寺の両足院からスタートし東福寺の正覚庵へ。ご主人を昨年亡くされたとのことで、ご夫婦用としてご検討していらっしゃいました。京都の樹木葬の事は昨年11月の朝日新聞の記事を読んで気になっていたとのこと。お住まいも京阪沿線沿いなので建仁寺、東福寺ともにアクセスが良く便利と仰られていました。両足院は町中なのでお参りの後に用事がしやすいことや、枯山水のお庭の前を通っていく雰囲気が大変気に入られ、正覚庵は墓苑の雰囲気と旧白洲屋敷があることで、白洲次郎のファンのお母様が大変気にいったご様子。どちらも甲乙つけがたく大変悩んでおられました。

大徳寺の金毛閣
大徳寺の正受院の樹木葬の石積み

2人を結んだ大徳寺のご縁にあやかって


大徳寺神奈川県在住ご夫婦用

神奈川県に住んでいるカナダ人のご主人と日本人の奥様の二人で、LINEのビデオ通話を使った「おんらいん見学」でご見学頂きました。奥様は元々京都出身で二人は京都で出会われたとのこと。二人とも大徳寺にお茶を習いに行っていたとのことで、思い入れがあり大徳寺で眠れればと思い見学申込みされました。お子様がいらっしゃらないとのことで、自分たちだけで完結できる永代供養で探されていたご様子。墓苑の雰囲気や樹木葬のシステムは大変気に入っていただけたようで、あとは証人(お二人利用の場合、お二人目が亡くなられた際の連絡者)をどうするかで悩まれていました。奥様のお姉さんはすでに亡くなっているので、姪にお願いするか、死後事務委任契約などを結べる司法書士などにお願いするか考えますとのことでした。

京都の樹木葬の案内人より


 

今週は家族連れの見学が多くありました。6名、4名、3名、3名、、、と。皆さんそれぞれの事情があるのですが、親族が集まることでそれぞれがご納得されて選ぶことができるのではないでしょうか。そんな多くの方が集まった今週の見学の中でも、特に気になったのが今あるお墓に入りたくないという方が3組いらっしゃいました。不便な場所にあるから、自分で購入していたがやはり子供の負担になるから、夫のご先祖さまと一緒にはなりたくないなど理由は様々。少し前までは代々墓が当たり前だったのかもしれませんが、時代背景とともにお墓のカタチも変わり、お墓に対する考え方も大きく変わってきております。
また、今週は「おんらいんセミナー」→「おんらいん見学」という流れでご案内しました。お寺でセミナーをしてそのまま現地見学が自宅にいながらできる「おんらいん樹木葬」は他ではあまりないコンテンツではないでしょうか?
今後も、参加人数にもよりますが、セミナーからの見学という流れで実施したいと思います。60代、70代の方でもあまり抵抗なくご利用いただけているようなので、ぜひ試してみてください。

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