樹木葬を希望【樹木葬案内日記更新】
2021/08/13東京オリンピックが閉幕。史上初の1年延期に、史上初の無観客での開催。連日の猛暑で史上最も高温の中での大会でもあったようです。日本の獲得メダル数は史上最多となりました。週の前半は関東から東北にかけて台風が接近し、後半は西日本を中心に広い範囲で過去経験したことがないレベルの大雨の予報がでており、災害に警戒が必要です。年々ひどくなる水害。皆さんもお気を付けください。そんな今週は2組4名のご見学となりました。
49日に合わせてご納骨
お兄様用として妹さんが見学。2年ほど前に先を考えて兄が資料請求をしていたが、元気だったので急に亡くなって驚いている。49日に合わせて納骨をお考えとのことで、早めに契約手続きを進めていきたいご様子。兄は建仁寺もいいと言っていたとのことでしたが、正覚庵を見学し雰囲気も気に入られたご様子で、早々に区画を決めてご納骨の希望日をお伝えいただき、契約と同時にご納骨の日程を調整していく運びとなりました。
気に入られた樹木葬地
奥様の希望で
奥様を亡くされて、ご夫婦用としてご主人と娘さん夫婦の3名でご見学。東福寺→建仁寺→大徳寺の順でご案内。ご主人は仕事柄、京都大学や佛教大学に来る事もあるので、そんなに遠いという感覚はないとのこと。昨日も別の樹木葬を見たことがそこはあまり好ましくなかったご様子。正覚庵では墓苑の雰囲気を大変気に入られたご様子。両足院は墓苑までの前庭のアプローチが見事で気に入ったご様子。正受院も雰囲気そのものはいいが、やはり少し遠いイメージで地元の人向きかなという印象とのこと。樹木葬を希望していたのは奥様とのことで、1人で静かに眠りたいという願いなので夫婦2人用ではなく隣同士で1区画ずつにするかもとのこと。
京都の樹木葬の案内人より
最近はすでに亡くなった方のお墓として樹木葬の見学に来られる方が増えていますが、2年前までは生前でのご契約が8割以上でした。いまのコロナ禍での変化が見て取れますが、見学者の7割以上が「樹木葬がいいと生前言っていたから」という理由で来苑されます。故人の願いを叶えるために樹木葬を探し、なかでもお墓のようなカタチではなく、自然の中で自然に還れる場所として探される方が増えているように思います。ただ、情報としてなかなか皆さんに届けられていないというのも痛感しております。ご契約いただいた方の知人・友人で、もっと早く知りたかったというお話もよく耳にします。「樹木葬」という言葉の認知が広まり、実際に樹木葬墓苑も全国に広がる中で、様々なタイプの樹木葬がございます。便利な町中にあって、大本山の塔頭寺院なので廃寺の心配もなく、自然志向の方にピッタリの本格的な樹木葬をもっと知っていただけるよう、様々なツールを駆使し発信していきたいと思います。
カテゴリー一覧
タグ一覧